よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書08(1402頁~1600頁)医療技術評価・再評価提案書 (184 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

1)名称

The Miami International Evidence-based Guidelines on Minimally Invasive Pancreas Resection

2)著者

Asbun HJ, Moekotte AL, Vissers FL, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Ann Surg. 2020;271(1):1-14.

4)概要

膵領域の内視鏡手術エキスパートがエビデンスを基に発行した低侵襲膵手術の国際コンセンサス。ロボット支援下膵体尾部切除術は短期成績(出
血量、術後合併症率、在院日数)や癌根治度(リンパ節郭清、断端陰性率)において腹腔鏡下膵体尾部切除術と差のない低侵襲手術とされている。

1)名称

Laparoscopic versus Robotic Peripheral Pancreatectomy: A Systematic Review and Meta-analysis

2)著者

Mavrovounis G, Diamantis A, Perivoliotis K, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

J BUON. 2020;25(5):2456-2475

4)概要

ロボット支援下膵体尾部切除術(RDP)と腹腔鏡下膵体尾部切除術(LDP)を比較した22論文のmeta-analysis。RDP879例、LDP2584例の比較解析で、
RDPはLDPと合併症率、周術期死亡率の点で同等で、開腹移行が少なく、在院日数が短かった。リンパ節郭清個数はRDPの方が多かった。

1)名称

Minimally Invasive Versus Open Distal Pancreatectomy (LEOPARD): A Multicenter Patient-blinded Randomized Controlled Trial.

2)著者

de Rooij T, van Hilst J, van Santvoort H, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Ann Surg. 2019;269(1):2-9.

4)概要

腫瘍径8cm以下の膵腫瘍と膵炎108例 (膵癌23例,神経内分泌腫瘍38例,嚢胞性腫瘍31例,膵炎とその他16例)に対して無作為割付されたロボット
支援下手術と腹腔鏡手術を含めたminimally invasive distal pancreatectomy (MIDP)とODPを比較し,MIDPでの有意な機能的回復までの期間短縮
(MIDP 4 (3-6)日,ODP 6 (5-8)日, p<0.001) ,出血量減少 (MIDP 150 (200-775)g, ODP 400 (200-775)g, p<0.001),胃内容排泄遅延症例減少
(MIDP 3例, 6%, ODP 11例, 19%, p=0.04)が認められた.

1)名称

Minimally Invasive versus Open Distal Pancreatectomy for Ductal Adenocarcinoma (DIPLOMA): A Pan-European Propensity Score Matched
Study.

2)著者

van Hilst J, de Rooij T, Klompmaker S, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Ann Surg. 2019;269:10-17.

4)概要

LDP群とODP群の両群680例からなるPropensity score mating(PSM)法を用いた比較研究において、LDPはODPに対し在院日数が短く(在院日数中
央値:LDP群8日vs.ODP群9日、P<0.001)、長期成績においても大きな差を認めなかった(MST:LDP 群 28 か月、95% CI:22-34 か月
vs. ODP
群 31 か月、95% CI:26-36 か月、HR:1.025、95% CI:0.75- 1.27 P=0.850)。

1)名称

Oncologic outcomes of minimally invasive versus open distal
pancreatectomy for pancreatic ductal adenocarcinoma: A systematic review and meta-analysis.

2)著者

van Hilst J, Korrel M, de Rooij T, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Eur J Surg Oncol. 2019;45:719-727.

4)概要

LDP3,013例とODP8,233 例を検討したメタアナリシス。LDPはODPと同等のR0切除割合(LDP群のODP群に対するオッズ比:1.24、95% CI:0.97-1.58
P=0.09)と生存割合(LDP群のODP群に対するHR:0.86、95% CI:0.73-1.01 P=0.06)を示した。

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

1585