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04資料2-1_森野委員提出資料(おたふくかぜワクチンファクトシート第2版) (29 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73851.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第34回 6/19)《厚生労働省》
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す指標である。CCID50= cell culture infectious dose、TCID50 = tissue culture infectious dose.
AIK-C、Takahashi 株混合 MR ワクチンと Hoshino 株ワクチンの同時接種と JVC-001 ワクチン接種を日
本の小児(平均年齢 13 歳)に各 50 人ずつ接種し比較した第 1/2 相臨床試験では、免疫原性、安全性に差
を認めず、両群で無菌性髄膜炎の発生は認めなかった 95。
麻しん、おたふくかぜ、または風しんウイルス含有ワクチンの接種歴がない、かつ麻しん、おたふくか
ぜ、風しんの既往歴がない 12 か月~24 か月齢の健康小児を対象に実施された JCV-001 ワクチンの国内第
3相試験において、最も多い有害事象として接種部位紅斑、および全身性有害事象として発熱が報告され
たが、出現時期、持続時間とも対照群(MR ワクチンおよびおたふくかぜワクチン)と差がなかった。重
篤な有害事象として熱性けいれんが 1 例報告されたが、治験薬との因果関係なしと判断された 110。
また 1 歳で MR ワクチン、1 歳~4 歳児におたふくかぜワクチンを接種した 100 人の日本の 5 歳~6 歳
児に、JVC-001 の 2 回目接種に使用した非盲検単群多施設第 3 相臨床試験では、43 日以内の麻疹風疹様
皮疹、耳下腺腫脹、無菌性髄膜炎の発生を認めなかった 150。無菌性髄膜炎以外の重篤な副反応として、熱
性けいれんと特発性血小板減少性紫斑病(ITP)が上げられる。MMR 後の熱性けいれんは麻しん含有ワ
クチンに随伴するとされ、その頻度は1万接種当たり 1.08~8.1 人と報告されており 151,152、接種後 6 日~
11 日に発生が多い 153。2021 年のコクランレビューによると、Jeryl-Lynn 株の MMR ワクチン(弱毒生麻
しん・風しん・おたふくかぜ・水痘(MMRV)混合ワクチンを含む)と熱性けいれんの発生に相関がみ
られた 141。熱性けいれんは通常、健康な小児の 2%~4%に 5 歳までに少なくとも 1 回は起こるとされて
おり、ワクチンに起因する熱性けいれんのリスクは、1,150 回から 1,700 回の接種につき 1 回と推定され
る 141。GSK-MMR ワクチンと Merck-MMR ワクチン の熱性けいれんの頻度は 1 万回接種あたり 5.7 及
び 8.1 と報告されており、有意差は認めなかった 151。MMRV ワクチン(Pro Quad®, Merck and Co.,
Inc.)と MMR ワクチン(M-M-RⅡ®, Merck and Co., Inc.)と水痘ワクチン(VARIVAX®)の同時接種と
の比較では、MMRV ワクチン接種後の方が、熱性けいれんの頻度が高いとの報告もあり 152,154-156、米国
VSD を用いた研究によると MMR に比べて、12 か月~23 か月齢に MMRV ワクチンを 2,300 回接種した
際に 1 人熱性けいれんが増えると推定されている 156。中央年齢 17 か月齢の 528,639 人を 30 日間追跡し
たコホート研究において、熱性けいれんの既往の有る場合のみ接種後の熱性けいれんの発生リスクが増加
するとの報告もある 157。
ITP は MMR ワクチン接種後に起こる、3 万~4 万接種に 1 回の頻度の低い副反応である 115,135,158。イギ
リスとデンマークの合同での発生頻度の推定では、 5 万接種に 1 回と報告された 159。ITP の危険因子
は、ITP の既往歴であり、特に初回の MMR ワクチンで ITP を認めたものには 2 回目の接種においても
発生しやすい。上記のコクランレビューにより、MMR ワクチン接種と ITP との関連を支持するエビデン
スが得られた。しかし、これらのウイルスに自然感染した場合の ITP は年間 2 万人に 1 例であるが、
MMR ワクチン接種 4 万回につき ITP の発生は 1 例と推定され、自然感染による発生より頻度は低いとさ
れた 141。
MMR ワクチンと炎症性腸疾患(IBS)および自閉症の発生の間に相関があるとの報告が 1998 年に
Wakefield らによりランセット誌に報告され 160、この報告によりワクチンに対する信頼が大きく損なわれ
た 161-163。後に、本論文は不適切な分析の結果であったとして 164、取り下げられた。現在では MMR ワク
チンと IBS の相関関係のエビデンスは乏しいとされる 141,165,166。同様に MMR ワクチン接種と自閉症スペ
クトラムの相関関係は認められていない 141,167。さらに、MMR ワクチン接種と脳炎・脳症 167、認知機能
の遅れ 31、1 型糖尿病、喘息、皮膚炎・湿疹、花粉症、白血病、多発性硬化症、歩行障害、その他の細

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