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総-2調剤について(その2) (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66368.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第631回 11/28)《厚生労働省》
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現状と課題②
(調剤管理料関係)
• 調剤管理料は、令和4年度調剤報酬の評価体系の見直しにて、対人業務を評価する薬学管理料と
して新設した算定項目であるが、激変緩和の観点から、それまで調剤料で用いられていた調剤日
数による点数区分を引き継いでいる。
• 調剤管理加算は、ポリファーマシー対策に逆行する可能性を指摘されている。

(服薬管理指導料関係)
• 吸入薬指導加算は、喘息などの慢性疾患に対する吸入薬指導した際の評価であるが、現在、イン
フルエンザなどの急性疾患に対する評価は対象外となっている。
• 服薬指導後の患者フォローアップにより副作用検出率が上昇することが報告されている。
(かかりつけ薬剤師関係)
• かかりつけ薬剤師指導料について、通常の服薬管理指導料よりも高い点数を設定しているが、業
務ノルマが設けられている薬局のうち、約半数の薬局においてかかりつけ薬剤師指導料の算定回
数や同意件数のノルマがあった。
• かかりつけ薬剤師業務として設定されている内容を、かかりつけ薬剤師指導料の創設前からそう
した取組を実施している薬局においては、患者に上乗せ料金を請求できないと考えるので算定し
ていないとの意見があった。

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