処方箋集中率の計算
○ 処方箋集中率の計算方法は次のとおり。
① 居宅療養管理指導費を算定する単一建物居住者や在宅患者訪問薬剤管理指導料等を算定する単一建物診療患者の
処方箋は、複数枚であっても１枚とカウント
② 居宅療養管理指導費を算定しない単一建物居住者や在宅患者訪問薬剤管理指導料等を算定しない単一建物診療患
者の処方箋は、複数枚である場合は複数枚とカウント
○ 門前薬局であるにもかかわらず、意図的に単一建物居住者や単一建物診療患者の処方箋をまとめて応需することで
処方箋集中率が下がり、より点数の高い調剤基本料を算定することができてしまう。

施設

施設

受付回数：2500回

２ 調剤基本料２及び３の施設基準に関する留意点

外来処方箋
として応需

集中率：84％

(１) 処方箋の受付回数

基本料：調剤基本料１（45点）
処方箋200枚/月

調剤基本料３ハ（35点）

処方箋200枚/月

ウ 介護保険法に基づく指定居宅サービスに要する費用の額の算定に
関する基準（平成 12年厚生省告示第 19 号）別表の「５」の居宅療
養管理指導費のハの(２)又は指定介護予防サービスに要する費用の額
の算定に関する基準（平成 18 年厚生労働省告示第 127 号）別表の
「４」の介護予防居宅療養管理指導費のハの(２)の基となる調剤に係
る処方箋。ただし、単一建物居住者が１人の場合の処方箋について
は受付回数の計算に含める。

受付回数：2100回
集中率：100％

処方箋2100枚/月

基本料：調剤基本料２（29点）
調剤基本料３イ（24点）

100％
処
方95％
箋 85
の ％
集
70％
中
率

門前薬局

クリニック

調剤基本料３ロ（19点）

（１）大型チェーン薬局以外
調剤基本料２
29点

調剤基本料１
45点
処方箋受付回数月4,000回超
かつ 上位３の医療機関の集中率合
計70％超 （改定）

1,800回2,000回

4,000回

処
方
箋
の
集
中
率

100％
95％

処方箋の
受付回数

85％

イ 在宅患者訪問薬剤管理指導料、在宅患者緊急訪問薬剤管理指導料
又は在宅患者緊急時等共同指導料の基となる調剤に係る処方箋。た
だし、在宅患者訪問薬剤管理指導料（在宅患者オンライン薬剤管理
指導料を除く。）の処方箋については、単一建物診療患者が１人の
場合は受付回数の計算に含める。

（２）大型チェーン薬局

近隣ではなくわざわざ遠方の施設からの処方
箋を応需する場合も

調剤基本料３イ
24点

調剤基本料３ロ
19点

調剤基本料１
45点

調剤基本料３ハ
35点

又は 調剤基本料２
3.5万回 4万回

40万回

29点

グループ全
体の処方箋
の受付回数
又は店舗数

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