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総-2調剤について(その2) (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66368.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第631回 11/28)《厚生労働省》
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門前薬局や敷地内薬局等、特定の医療機関の処方箋を応需する薬局
○ 薬局ビジョンの背景にある、医薬分業の推進において、薬剤師はその専門性において医療の質の
向上に寄与しなければならない。
○ 複数医療機関を受診しているが、かかりつけ薬局で服用薬を一元管理している患者の割合(一元
化率)は、薬局数が少ない地域の方が高い。
○ 一元化管理をされている患者は一元化管理されていない患者に比べ、服用薬剤数が少ない。
■医薬分業が目指すもの

医師が患者に処方箋を交付し、薬剤師がその処方箋に基づき調剤を行い、医師と薬剤師がそれぞれの専門分野で業務を分担するこ
100%
とによって、医療の質の向上を図ること。








■薬剤師が担う専門性と医療の質の向上

服薬状況の一元的・継続的管理の必要性
■地域包括ケアにおける薬局の役割

95%

85


調剤基本料1
45点

70%

処方箋受付回数月4,000回超
かつ 上位3の医療機関の集中率合計
70%超

地域支援体制への薬局の取組の必要性
■2次医療圏内薬局数別の一元化率








調剤基本料2
29点

1,800回 2,000回

※一元化率:複数医療機関を受診しているが、薬局は一つだけ利用している患者の割合

21以上50以下

51以上100以下

101以上200以下 201以上300以下 301以上500以下

(n=25地区)

(n=69地区)

(n=72地区)

(n=74地区)

(n=44地区)

薬剤疫学会学術総会(第30回) 宮崎長一郎ら 「NDBを用いた薬局における患者一元管理に関する都道
府県や2次医療圏単位での実態調査および患者の使用薬剤数に及ぼす影響」より

(n=30地区)

処方箋の
受付回数

■一元化の有無別患者の薬剤数

16.0%
14.0%
12.0%
10.0%
8.0%
6.0%
4.0%
2.0%
0.0%
20以下

4,000回

501以上

(n=21地区)

(2次医療圏内の薬局数)

非一元化患者の薬剤数
(n=29,160,003)

9.98剤

一元化患者の薬剤数
(n=4,192,281)

8.75剤

※2021年4~9月に処方をうけ
た全患者(76,529,643名)を
NDBで抽出後、複数医療機関を
受診した43.58%を対象とした

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