処方箋集中率が高い調剤基本料１算定薬局の現状
○ 処方箋受付回数600回超で調剤基本料１を算定している薬局は、集中率が高い薬局ほど備蓄品目
数が少ないにもかかわらず、他の加算より高い点数の後発医薬品体制加算３を算定していた。
■処方箋受付回数600超、調剤基本料１算定薬局の処方箋集中率と薬
剤師数の関係

■調剤基本料区分
処 100％
方 95％
箋
85
％
の
集
70％
中
率

調剤基本料２
29点

調剤基本料１
45点

600回 1,800回2,000回

処方箋の
受付回数

4,000回

処
方
箋
の
集
中
率

処方箋集中率が高く、薬剤師数が
少ない小規模薬局が多く存在して
いる。（小規模乱立を促進）

■処方箋受付回数600回超かつ調剤基本料１の薬局における後
発医薬品調剤体制加算の算定割合
調剤基本料１算定薬局全体
(n=28754)

13.5

31.8

38.0

16.7

薬剤師数（人）

■処方箋受付回数600回超かつ調剤基本料１の薬
局における処方箋集中率別、備蓄医薬品品目数
調剤基本料1で集中率８５％以上
の薬局(n=12424)

10.6

29.1

46.7

13.7

0%
20%
40%
60%
80%
100%
後発医薬品調剤体制加算１(21 点）
後発医薬品調剤体制加算２（28点）
後発医薬品調剤体制加算３（30点）

なし

処方箋集中率が高い
薬局ほど備蓄品目数
が少なく、より低コ
ストで後発医薬品体
制加算３を算定して
いる

品目数
95％超(n=5630)

794

95％以下85％超(n=6795)

1131

85％以下70％超(n=5775)

1301

70％以下(n=10551)

1496

令和６年８月１日の届出状況より厚生局届出より保険局医療課作成

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