よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


総-2調剤について(その2) (48 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66368.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第631回 11/28)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

重複投薬・相互作用等防止加算について


重複投薬・相互作用の防止については、オンライン資格確認の普及により、機械的にチェックす
ることが可能となっているのではないかとの指摘がある。
○ 一方で、重複投薬・相互作用等防止加算は、その検知のみならず、疑義照会の要否の専門的判断
や、疑義照会を行うことの手間を評価した加算である。
令和7年10月17日中医協総会(個別事項その1)より
• 電子処方箋が薬局に広く普及し、重複投薬や禁忌薬剤の使用が自
動でチェックできる環境が整ってきたことを前提とすれば、重複
投薬・相互作用等防止加算を見直すことも必要だと考える。

【重複投薬・相互作用等防止加算】
イ 残薬調整に係るもの以外の場合
ロ 残薬調整に係るものの場合



40点
20点

疑義照会実施状況
件数(枚数)

• 重複投薬・相互作用等防止加算は情報を集めることを評価してい
るわけではなく、集まった情報から薬剤師が薬学的に判断し、医
師に疑義照会を行い、その結果、処方が変わったことを評価して
いるものである。オンライン資格確認の情報で、重複投与のア
ラートが16%出るという結果がある。その全てを医師に連絡する
と、医師も業務が滞ってしまう。どのようなアラートが出ている
のか、しっかりと薬局で評価し、医師に疑義照会すべきか、重複
していても問題ないか、といったことを含め疑義照会の対応をし
ている
薬剤師法第24条
薬剤師は、処方箋中に疑わしい点があるときは、その
処方箋を交付した医師、歯科医師又は獣医師に問い合
わせてその疑わしい点を確かめた後でなければ、これ
によって調剤してはならない

① 応需処方箋総枚数
② 上記①における、疑義照会件数
③ 上記②のうち、薬学的疑義照会件数
(形式的な疑義照会を除いた件数)
④ 上記③のうち、処方変更有の件数

143,701
3,064
(①の2.1%)

2, 910
(②の95.0%)

2, 440
(③の83.8%)

■薬学的疑義照会内容の一例
◆ 処方意図(保険適応上の疑義を含む)確認
◆ 処方の記入漏れ
◆ 配合禁忌・配合注意等に関する疑義
◆ 投与禁忌・慎重投与に関する疑義
◆ 副作用歴や副作用の疑いに関する疑義
◆ 妊婦・授乳婦への影響に関する疑義
◆ 食品・OTCを含む相互作用に関する疑義
日本薬剤師会提供資料を基に保険局医療課作成

※生成AIにより作成

48