令和４年6月16日 第5回地域医療構想及び医師確保
計画に関するワーキンググループ資料（一部改）

医師少数区域・医師少数スポット、医師の確保の方針
国が定めている定義

• 医療法では、各種医師確保対策の対象として、「医師の確保を特に図るべき区域」という概念を設けている。
医師の確保を特に図るべき区域

＝

医師少数区域

＋

医師少数スポット

• 医師確保計画策定ガイドラインでは、「各都道府県において、医師偏在の状況等に応じた実効的な医師確保対策を
進められるよう、医師偏在指標を用いて医師少数区域及び医師多数区域を設定し、これらの区域分類に応じて具体
的な医師確保対策を実施することとする。医師少数区域及び医師多数区域は二次医療圏単位における分類を指すも
のであるが、都道府県間の医師偏在の是正に向け、これらの区域に加えて、厚生労働省は、医師少数都道府県及び
医師多数都道府県も同時に設定することとする。」と記載している。
• 同ガイドラインでは、「都道府県においては、必要に応じて二次医療圏よりも小さい単位の地域での施策を検討す
ることができるものとし、局所的に医師が少ない地域を「医師少数スポット」として定め、医師少数区域と同様に
取り扱うことができるものとする。」と記載している。
医師少数区域以外から医師少数スポットを設定

＜医師の確保の方針＞同ガイドラインでは、基本的な考え方として以下のとおり記載している
医師少数区域 ：医師少数区域以外の二次医療圏からの医師の確保ができる
医師中程度区域：必要に応じて、医師多数区域の水準に至るまでは、医師多数
区域からの医師の確保ができる
医師多数区域 ：他の二次医療圏からの医師の確保を行わない

医師少数都道府県 ：医師多数都道府県からの医師の確保ができる
医師中程度都道府県：医師少数区域が存在する場合には、必要に応じて医師
多数都道府県からの医師の確保ができる
医師多数都道府県 ：他の都道府県からの医師の確保を行わない
（特に、医師少数区域を有さず、継続的に医師の数が増加している都道府県につ
いては、他の医師少数都道府県からの求めに応じた医師派遣などについて、協力を
お願いしたい）

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