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資料1 医師確保計画の見直しについて (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65921.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第7回 11/14)《厚生労働省》
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二次医療圏における目標医師数の設定について
現状・課題
現行の医師確保計画に係る二次医療圏における目標医師数については、
○ 医師少数区域の目標医師数は、計画終了時の医師偏在指標の値が、計画開始時の下位33.3%に相当する医師偏在指標に達するた
めに必要な医師の総数と定義している。ただし、計画期間開始時に既に下位33.3%に相当する医師偏在指標に達するために必要な
医師数を達成している場合には、医師の地域偏在の解消を図る観点から、原則として、目標医師数は計画開始時の医師数を設定上
限としている。
○ 医師少数区域以外の二次医療圏における目標医師数は、原則として、計画開始時の医師数を設定上限数としている。ただし、今
後の需要の増加が見込まれる地域では、厚生労働省が参考として提示する「計画終了時に計画開始時の医師偏在指標を維持するた
めの医師数」を踏まえ、その数を設定上限数としている。

論点
新たな医師少数区域 = ①これまでの「医師偏在指標」による下位1/3の区域 、 ②これまでの「医師偏在指標」による中位1/3の区域 かつ 「へき地尺度」が特に高い区域


①現行の「医師偏在指標」による下位33.3%の区域における目標医師数は、原則として、計画終了時の医師偏在指標の値が、計画
開始時の下位33.3%に相当する医師偏在指標に達するために必要な医師の総数としつつ、各区域における医療提供体制に係る地域
医療対策協議会の意見を踏まえ、都道府県において決定することとしてはどうか。



②現行の「医師偏在指標」による中位33.3%の区域かつ「へき地尺度」が特に高い区域については、新たに医師少数区域に位置づ
けるものの、医師の地域偏在の解消を図る観点から、従前の医師少数区域以外の二次医療圏における目標医師数としてはどうか。
そのうえで、地域医療対策協議会の意見を踏まえつつ、幅広い診療領域を担える医師や特に不足している診療科の医師の確保、オ
ンライン診療を組み合わせた不足する診療機能の補完等にも取り組むこととしてはどうか。
※今後の当該区域における政策立案の際には、従前の医師少数区域との違いに留意が必要である。

新たな医師中程度区域 = これまでの「医師偏在指標」による中位1/3の区域 かつ 「へき地尺度」が特に高い区域に該当しない区域


これまでの「医師偏在指標」による中位33.3%の区域かつ「へき地尺度」が特に高い区域に該当しない区域については、従前の医師
少数区域以外の二次医療圏における目標医師数としてはどうか。

新たな医師多数区域 = これまでの「医師偏在指標」による上位1/3の区域


これまでの「医師偏在指標」による上位33.3%の区域については、従前の医師少数区域以外の二次医療圏における目標医師数とし
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てはどうか。