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資料1 医師確保計画の見直しについて (40 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65921.html
出典情報 地域医療構想及び医療計画等に関する検討会(第7回 11/14)《厚生労働省》
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医師確保の方針について(第8次(前期)医師確保計画策定ガイドライン)
【都道府県における医師確保の方針の主な記載】
○ 医師少数都道府県については、医師の増加を医師確保の方針の基本とし、医師多数都道府県からの医師の確保ができることとしてい
る。
○ 医師少数でも多数でもない都道府県は、都道府県内に医師少数区域が存在する場合には、必要に応じて医師多数都道府県からの医師
の確保ができることとしている。
○ 医師多数都道府県は、当該都道府県以外からの医師の確保は行わないこととしている。ただし、これまでの既存の施策による医師の
確保の速やかな是正を求めるものではない。また、都道府県内の医師の充足状況や他の都道府県からの医師の流入状況等を勘案し、
医師少数都道府県への医師派遣についても検討を行うこととする。特に、医師多数都道府県であり、かつ、医師少数区域を有さない
都道府県であって、継続的に医師の数が増加している都道府県については、他の医師少数都道府県からの求めに応じた医師派遣等に
ついて、地域医療対策協議会の議題として必ず取り扱うなど全国的な医師偏在是正に対する協力をお願いしたい。なお、例えば、医
師多数都道府県であっても、当該都道府県内における産科医師又は小児科医師がその勤務環境等を鑑みて不足していると考えられる
場合に産科医師又は小児科医師に特化して確保する方針とすることや、外来医師多数区域が多く存在するような都道府県においては
特に、診療所が地域で不足する医療機能を担うことができるよう、環境の整備を行う方針とする等、様々な形の医師の偏在に対して
適切な医療提供体制を構築するために、医師確保方針を決定することが可能である。
【二次医療圏における医師確保の方針の主な記載】
○ 医師少数区域については、医師の増加を医師確保の方針の基本とし、医師少数区域以外の二次医療圏からの医師の確保ができること
としている。
○ 医師少数でも多数でもない二次医療圏は、必要に応じて、医師多数区域の水準に至るまでは、医師多数区域からの医師の確保を行え
ることとしている。
○ 医師多数区域は、他の二次医療圏からの医師の確保は行わないこととしている。これまでの既存の施策による医師の確保の速やかな
是正を求めるものではないが、医師少数区域への医師派遣を行うことは求められる。なお、例えば、医師多数区域であっても、圏内
における産科医師又は小児科医師が、その勤務環境等を鑑みて不足している場合、産科医師又は小児科医師に特化して確保する方針
とすることや、外来医師多数区域においては特に、診療所が地域で不足する医療機能を担うことができるよう、環境の整備を行う方
針とする等、様々な形の医師の偏在に対して、適切な医療提供体制を構築するための方針は採択可能である。

○ ただし、医師多数都道府県内に存在する医師少数区域については、当該都道府県以外からの医師の確保を行わないこととしている。
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