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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (74 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献1

⑭参考文献2

1)名称

Diaphragm pacing implantation in Japan for a patient with cervical spinal cord injury

2)著者

Yokota K, Masuda M, Koga R, Uemura M, Koga T, Nakashima Y, Kawano O, Maeda T.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Medicine (Baltimore). 2022年7月 1;101(26):e29719. doi: 10.1097/MD.0000000000029719.

4)概要

この症例報告は、日本における第1例目の頸髄損傷患者に対する横隔神経ペーシング適応患者である。24歳男性で交通事故による第2〜4頸髄
損傷で、1年以上人工呼吸器の管理を必要としていた。横隔膜ペーシング刺激システムの移植後、14週目に人工呼吸器から離脱することができ
た。患者の呼吸機能は、肺活量と一回換気量の両方が大幅に向上した。 患者は最終的に呼吸器のサポートなしで日常生活に戻ることができた。

1)名称

Diaphragm pacing for congenital central hypoventilation syndrome: A novel case of pacing implanted into the diaphragm

2)著者

Yamada Y, Hasegawa H, Ochi T, Yamataka A, Ueda N.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Pediatr Int. 2022年 1月;64(1):e14915. doi: 10.1111/ped.14915.

4)概要

この症例報告は、日本における第1例目の先天性中枢性低換気症候群の重症例に対する横隔神経ペーシング適応患者である。33歳の女性で、彼女
は睡眠中のみ気管切開による人工呼吸を受けていました。横隔膜ペーシング刺激システムの移植後、患者の覚醒中の低換気と PH が改善されたこ
とで、覚醒時の生活の質を改善することができた。また、ペーシング時間を延長することにより、夜間に人工呼吸器からの離脱の可能性が期待さ
れた。

1)名称

Observational study of early diaphragm pacing in cervical spinal cord injured patients to decrease mechanical ventilation during
the COVID-19 pandemic

2)著者

Raymond P Onders, MaryJo Elmo, Brian Young, Glen Tinkoff

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Surgery 2023年 3月;173(3):870-875.

4)概要

13名の人工呼吸器を必要とした頸髄損傷患者(平均年齢は 49.3 歳、全て男性)で横隔膜ペーシングシステム移植を行った患者の outcome
studyである。発症から移植までの時間は平均 11 日 (範囲、3 ~ 22 日)。 このうち2人の患者が死亡し、どちらも人工呼吸器から離脱できな
かった。 残りの 11 人の患者のうち 9 人が人工呼吸器から離脱した。 4 人の患者は気管切開が未実施、3 人の患者は気管切開による抜管を受
けた。 これらのハイリスク肺機能障害患者のうち 3 人は、横隔膜ペーシングを利用して COVID-19 感染を生き延びました。横隔膜ペーシング
は、過去 90 日間生存している患者の 82% で人工呼吸器からの離脱に成功している。 このグループの 44% は、気管切開が未実施であった。 呼
吸器を離脱したグループの 22% のみが長期の気管切開術を必要とした。 脊髄損傷に対する早期の横隔膜ペーシングは、人工呼吸器の使用と気管
切開の必要性を減らし、リハビリテーションの早期介入を可能にする可能性が示唆された。

1)名称

Use of diaphragm pacing in the management of acute

⑭参考文献3

2)著者
⑭参考文献4

⑭参考文献5

A case report

3)雑誌名、年、月、号、ページ

doi: 10.1016/j.surg.2022.06.050. Epub 2022 Sep 7.

Kerwin AJ. Et al
J Trauma Acute Care Surg. 2018年 11月;85(5):928-931.

doi: 10.1097/TA.0000000000002023.

4)概要

横隔膜ペーシング術を受けた頸髄損傷患者(40名)と人工呼吸器使用している頸髄損傷患者(61名)のアウトカムスタディで、横隔膜ペーシング
を使用した方が入院期間は有意に短縮(43日vs65日)された。一方、死亡率も有意に減少した(2.5%,vs 14.7%)が、年齢、性別、人種、受傷から
の期間を補正すると、有意差はなかった、

1)名称

Diaphragm Pacing in Patients with Spinal Cord Injury: A European Experience

2)著者

Wijkstra PJ, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Respiration 2022年

4)概要

ヨーロッパの複数施設での経験で、高位頚損34人に手術して21人が1年以上追跡され、横隔膜ペーシング使用時間の中央値が15時間、8人が24時間
使用して呼吸器離脱できた。

101(1):18-24.

doi: 10.1159/000517401. Epub 2021 Jul 16.

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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