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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (145 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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治癒率、死亡率やQOLの改善等の長期予 在宅透析患者への遠隔モニタリングを行うことで日々の状況が把握でき緊急事態のリスク低減が計れる
後等のアウトカム
③再評価の根
拠・有効性
ガイドライン等での位置づけ

④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

令和3年社会医療診療行為別統計によると腹膜透析患者9,407名であるが、現在の算定患者は40%(3,762名)と推定される(令和4年改定後、対照機
器(自動腹膜灌流装置)を整備しているB社の腹膜透析患者(全腹膜透析患者の50%)での使用割合が約80%より算定)。改定により腹膜透析患
者7,526名(80%)と在宅血液透析患者777名を月一回算定

見直し前の症例数(人)

3,762

見直し後の症例数(人)

8,303

見直し前の回数(回)

45,144

見直し後の回数(回)

99,636

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

ガイドライン等での記載なし(右欄にガイドライン等 米国での在宅透析の患者に対する遠隔モニタリングの有用性が知られており、上記のアウ
の改訂の見込み等を記載する。)
トカムの改善も期待できることから次期改定では追加される見込みあり。

既に遠隔モニタリング技術は令和4年改定にて自動腹膜灌流用装置を使用している患者に適応されて確立している

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 在宅腹膜灌流、在宅血液透析を実施している施設
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 無
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 厚生労働省:医療情報システムの安全管理に関するガイドライン
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度



⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)



⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

見直し無
見直し無
見直し無

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)



番号
技術名

102
在宅自己腹膜灌流指導管理料

具体的な内容

本遠隔モニタリングにより患者の状況把握が可能となると、施設での頻回指導管理頻度が減少することが強く想定される。また更に緊急入院等の
頻度減少も期待できる

頻回指導管理料

増(+)

プラスマイナス

⑩予想影響額

予想影響額(円)

62,665,800

その根拠

対象患者の拡大による

備考

しかしこの加算により腹膜透析の頻回指導管理料2,000点の削減と、入院率・在宅訪問率の低下(参考文献2)による削減効果が期待される。

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬



⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

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