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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (182 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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コンピューター断層診断

算定回数の見直し

日本医学放射線学会
コンピューター断層診断 450点据置

11

コンピューター断層診断 (E203) 450点





R6





10
9

第3節 CT (E200)、 MR (E202)

8

同一月1回 450点(H10年より据置)

撮像技術の高度化によりコ
ンピューター断層撮影の読
影における撮像枚数は、平
成10(1998)年より5‐10倍の
増加→読影医の負担増と
なっている。

7
6

CT (E200)*

MR (E202)*

5
4

同一月1回 450点*

同一月1回 450点*

1. プロトコール作成
2. 検査適応の正当性
3. 撮像法の適正化
4. 医療被曝管理
5. 造影検査管理、副作用対応
6. 緊急検査対応
7. 検査立ち合い、追加指示
8. 読影、画像診断報告書作成
9. 緊急症例→即時報告
10. 画像データの保管と管理
11. 臨床科とのカンファランス
12. 研修医教育

763%
622%
573%
544%
430%

162%
1
100%

1

45%
25%

0

H10
胸部CT 肺がん

H20
頭部MRI脳転移

H28
肝臓MRI 肝臓がん

コ断層診断→医師の技術料
画像診断管理加算→体制評価、月1

画像診断管理加算 保証項目

352%
289%
258%

3
2

*ただし画像診断管理加算もしくは遠隔画像診断管
理加算の算定施設で、算定対象のCT、MR両方に放
射線診断専門医による読影および画像診断報告書作
成があること。




1032%

1検査あたり読影スライス数変遷
H20年を100として比較

R3
頭部MRI 脳梗塞

外像全身CT

同一病期でもCTとMRが必要な疾患や病態→治療法選択
症例 肺癌→脳転移

1. CT 肺癌

2. MR 脳転移









症例

悪性腫瘍合併脳梗塞

1. MR 多発脳梗塞

2. CT 膵癌+肝転移










症例

大動脈解離合併脳梗塞

1. MR 多発脳梗塞










2. CT 大動脈解離

✓ 放射線診断専門医はCT、MRの特性を熟知しており、適切な撮像法選択や組み合わせが出来る(画像診断管理)。
✓ CTやMRを適正に使用し、病変の検出のみならず、その合併症や病態を診断することで、至適な治療選択につながる。

✓ CT、MRそれぞれの読影に難易度、物理的負荷、時間的負荷があり、算定回数の見直しを要望。
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画像診断ガイドライン2021(日本医学放射線学会)
脳卒中治療ガイドライン(日本脳卒中学会)