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提案書07(1200頁~1401頁)医療技術評価・再評価提案書 (154 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体制 特になし
等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門性 足の外科手術に習熟した医師が少なくとも1人は含まれることが望ましい。
や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の要 足の外科手術に習熟した医師によって行われることが望ましい。
件)

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

一般の骨関節手術と同様に周術期感染症対策を十分に行う必要がある。安全性については変形性膝関節症に対して行われてい
る脛骨近位骨切り術と同程度である。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし



妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

117,914点
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):1,179,142円
外保連試案2022掲載ページ:2024収載予定
外保連試案ID(連番):S94-0048120
技術度:D 医師(術者含む):3 看護師:2 その他:1 所要時間(分):180
------------------------------------------------------------------(ここまで)

区分



番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

該当する術式が無いため

プラスマイナス
予想影響額(円)

197,917,920円

手術

減(-)

その根拠

令和3年社会医療診療行為別統計によると観血的関節固定術・足は年間症例数が588件である。日本足の外科学会実態調査では
脛骨遠位骨切り術は年間240件が施行されている。観血的関節固定術・足(574,470円)と脛骨遠位骨切り術(1,179,142円)の
差額は604,672円であり、年間588件の観血的関節固定術・足が行われている症例のうち、年間240件が脛骨遠位骨切り術に
なったとすると差額の604,672円×240件=145,121,280円がプラスとなる。ただし、観血的関節固定術・足は関節機能が失わ
れ障害厚生年金3級になることもあり、その場合1症例につき583,400円支払うことになる。その場合、583,400円×588件=
343,039,200円を支払うことになる。これらを勘案すると343,039,200円ー145,121,280円=197,917,920円がマイナスになる。

備考

特になし

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
X線透視装置、電池電動式手術用器械
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

3)調べていない

該当しない

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本整形外科学会

⑯参考文献1

⑯参考文献2

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Low Tibial Osteotomy for Osteoartritis of the Ankle
Yoshinori Takakura, Yasuhito Tanaka, Tsukasa Kumai, Susumu Tamai
J Bone Joint Surg Br.1995;77-B:50ー4

4)概要

18例18足関節の変形性足関節症に対して脛骨遠位で骨切り術を試行し、日本整形外科学会治療成績判定基準(JOAscore)にお
いて術前平均55.7点が術後平均83.9点に改善した。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

Distal tibial oblique osteotomy for reconstruction of ankle joint congruity and stability
Shota Harada , Tsukasa Teramoto , Nobuyuki Takenaka , Takashi Matsushita
Journal of Clinical Orthopaedics and Trauma 22(2021)101588
脛骨遠位骨切り術を試行した52例52足関節をレトロスペクティブにレビューした。日本足の外科学会
基準(JSSFscale)において術前平均39.9点が術後平均87.2点に改善した。

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足部・足関節治療判定