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施策集 (34 ページ)

公開元URL https://www.digital.go.jp/policies/priority-policy-program/#document
出典情報 デジタル社会の実現に向けた重点計画(6/7)《デジタル庁》
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・ 今後、
・ 遠隔医療の実施に必要な機器の整備に対する財政支援を実施すること
・ 「オンライン診療の適切な実施に関する指針」を定期的に見直すこと
等を行っていくこととしている。
・ これらにより、医療の質を向上させ、国民の健康を増進。
KPI(進捗): ・ 遠隔医療設備整備事業で在宅患者用機器導入の補助を実施した件数
(令和4年度(2022年度)目標:47件)
KPI(効果): ・ 遠隔診療に関する診療報酬の算定件数
・ オンライン診療を実施すると都道府県に報告している医療機関数
[No.6-9] 高度遠隔医療ネットワーク実用化研究の推進
・ 厚生労働省が令和元年(2019年)7月に改定した「オンライン診療の適切な実施に関
する指針」において、遠隔地の医師が直接患者の手術を執刀する「遠隔手術」につい
て、一定の条件を満たした場合においては医師法(昭和23年法律第201号)に反せず
実施可能な旨が明確にされた。これにより、日本における遠隔手術の進展が期待さ
れている。
・ 遠隔手術を実施するに当たっては、各学会において、必要な通信環境等を定めたガ
イドライン整備が求められている。遠隔手術に必要なネットワークやセキュリティ
といった通信環境の検討・整理に資するため、実際に手術支援ロボットやネットワ
ーク等を用いて遠隔手術の臨床試験を実施し、実用化に向けて、各学会における遠
隔手術ガイドラインの改定に寄与する。
・ このような医療等分野における先導的なICTの利活用に向けた研究開発を実施する
ことで、健康寿命の延伸、医療資源の偏在等、社会的課題の解決に資するとともに、
医療分野における新たなサービス創出等による経済成長を期待。
KPI(進捗): 手術支援ロボット、高精細映像内視鏡システムを用いた遠隔手術の実現
のための通信環境等整備
KPI(効果): 令和7年度(2025年度)までに、厚生労働省の指針で求められる遠隔手術
支援に要する機能を開発するとともに臨床応用を実施し、実用化を実現
[No.6-10] 児童生徒1人1台端末の整備
・ 諸外国と比べて学校でのICTを活用した学習の頻度が低い(PISA2018調査)、児童生
徒の授業中におけるICT活用に関する関心が高いにもかかわらず、実際には活用が進
んでいない(平成31年度全国学力・学習状況調査(文部科学省))など、学校が児童
生徒のICT活用への関心に応えられていない実情があった。加えて、国内の各都道府
県における学校ICT環境整備の状況についても地域間の差が顕著であったことなど
を踏まえ、全ての子供たちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びを実
現するために、学校における1人1台端末環境の実現に向けて取り組むこととした。
・ 文部科学省としては、GIGAスクール構想に基づき、義務教育段階の児童生徒1人1
台端末の実現に向けた支援を行うとともに、在宅・オンライン学習に必要な通信環
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