本報告は、ライセンスパートナーからの連絡不可能な報告者（医師）から入手した
自発報告である。

2022/03/02、10 歳 6 ヵ月の男性患者は COVID-19 免疫のため BNT162b2（コミナティ
5～11 歳用）の 1 回目、単回量（バッチ/ロット番号：不明）の接種を受け、
2022/03/23、2 回目、単回量（バッチ/ロット番号：不明）の接種を受けた（10 歳
時）。

患者の関連する病歴は以下のとおり：「水痘」（継続中かは不明）、注記：1 歳過
ぎ。

併用薬はなかった。

患者は、COVID ワクチン前の 4 週間以内に他のワクチンを接種しなかった。

患者は、ワクチン接種の 2 週間以内に他の薬剤の投与を受けなかった。
帯状疱疹;
患者は、検査を受けなかった。
水疱;
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水痘
疼痛;

紅斑

昨日、2022/04/14、左肋間神経領域の胸背部に発赤・水痘をみとめた。患者は、皮
膚科医院にて帯状疱疹と診断された。

本日午後、患者は痛み止めを希望してクリニックに来た。

患者は 1 歳過ぎに水痘の病歴があり、そこから帯状疱疹が発症したと考えられた。
コロナワクチン接種後に水痘-帯状疱疹ウイルスが活性化されるとの報告 1) 2)もあ
る。

報告者は、被疑薬と事象間の因果関係は関連ありと考えた。

追加報告：

日付不明、患者は局所の痛みを発現した。

2022/04/13、患者は帯状疱疹を発現した。

報告者は、事象を重篤（医学的に重要）と分類し、事象は BNT162b2 と関連ありと評
価した。

事象の転帰は、抗ヘルペスウイルス剤と鎮痛薬を含む処置により回復であった。

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