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資料1-2-3-4      薬機法に基づく製造販売業者からの副反応疑い報告状況について(コミナティ筋注5~ 11歳用・集計対象期間における基礎疾患等及び症例経過) (106 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000208910_00043.html
出典情報 第80回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会副反応検討部会、令和4年度第5回薬事・食品衛生審議会薬事分科会医薬品等安全対策部会安全対策調査会(合同開催)(6/10)《厚生労働省》
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載された。

患者は、痙攣発作、胆管炎、意識消失、肝炎、肝機能異常、ワクチン接種部位疼
痛、腹痛、発熱、熱性痙攣のために入院した(開始日:2022/04/26)。

事象「痙攣重積/けいれん」、「胆管炎を疑い」、「意識の回復ない」、「肝炎」、
「肝機能障害」、「接種部位の痛み」、「腹痛/臍周囲から左下腹部の痛み」、「発
熱/39.1 度」、「熱性けいれんが重積したと考えられる」は、救急治療室の受診を
必要とした。

事象の経過は、以下の通りだった:

2022/04/23(ワクチン接種日)、患者はワクチン接種を受けた。

接種部位の痛みがあった。発熱はなかった。

2022/04/25、夕食後 30 分頃より腹痛が出現した。

発熱も認めたため、患者は 2022/04/26 深夜 00:00 過ぎに報告者の病院の救急治療室
を受診した。患者の体温は 39.1 度で、臍周囲から左下腹部の痛みがあった。患者は
カロナールを処方され帰宅した。

患者は 01:00 頃にそれを服用した。

疼痛は消失したが、昨年 10 月に発現した胆管炎と同様の痛みだったため、心配とな
り、患者は 09:00 に報告者の診療科を受診した。

採血で、WBC 15000/uL(Neu 92%)、CRP 4.04、AST 419、ALT 302、LDH 365、T-Bil
2.63。

胆管炎を疑い、X-p と CT が実施された。

腹部エコー実施中に痙攣を認め、抗けいれん薬の静注により頓挫したが(報告のと
おり)、患者は意識の回復ないため、他の病院に搬送された。

臨床経過: 2022/04/26 10:50(ワクチン接種の 3 日後)、患者は痙攣重積、けい
れん、肝機能障害を発現した。

2022/04/26(ワクチン接種の 3 日後)、患者は病院に入院した。

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