よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料5-2 Ⅳ-197 イリノテカン塩酸塩水和物[746KB] (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198856_00047.html
出典情報 医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議(第69回 9/4)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

要望番号;IV-197
ら HITS を導入した後期治療群では、CR 率 12%、PR 6%、SD 53%、PD 29%
であった。
また、OS は早期治療群で 84.8%、後期治療群では 47.1%、無イベント生存
(最初の HITS 治療から PD、再発、二次性悪性腫瘍、または死亡までの時
間と定義し、これらの事象が認められない場合は最終追跡調査まで)率
(EFS)は早期治療群で 54.4%、後期治療群では 17.6%であった。これらの
差は統計的に有意であり(OS: p = 0.0037、EFS: p = 0.0041。ログランク検
定)
、HITS 療法の早期導入が長期予後改善に寄与することが示唆された。
安全性評価:

重篤な有害事象(主にグレード 3)は 34 例中 29 例(85%)に認められ、
骨髄抑制(貧血、好中球数または血小板数の低下)
(24 例)
、低血圧(6 例)

疼痛(6 例)
、高血圧(3 例)
、気管支痙攣(2 例)
、蕁麻疹(1 例)
、食欲不
振(2 例)
、下痢(3 例)、皮膚潰瘍(1 例)
、嘔吐(1 例)
、喉頭浮腫(1 例)

血清病(1 例)
、アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT)およびアスパ
ラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST)のグレード 4 の増加(1 例)

発熱性好中球減少症(1 例)などが認められた。骨髄抑制および下痢は
IRI/TEM 群で、疼痛および高血圧/低血圧はナキシタマブ群でそれぞれ予
想された発現率であった。1 例がナキシタマブ初回投与 1 日目にグレード 4
のアナフィラキシーを発現し、投与を中止した。グレード 5 の有害事象は
認められなかった。

総 合 評 価 :

HITS 療法が初発治療抵抗性の高リスク神経芽腫に対して有効であること、
また導入療法終了直後に早期導入することで長期予後を有意に改善する可
能性があることを示した。また、副作用は管理可能であり、外来治療とし
ても安全に施行可能である。

6)

Corbacioglu S, et al. 2024.12)

試験の種類:

IRI-TMZ 併用療法とダサチニブ-ラパマイシン-IRI-TMZ 併用療法を比較し
た非盲検、ランダム化第Ⅱ相試験







再発(治療に反応した後、すべてのステージ IV および MYCN 増幅ステー
ジの再発と定義)
・難治性高リスク神経芽腫

用法・用量:

RIST 群:フェーズ 1 では、ラパマイシン(1 日目に 3 mg/m2、2~4 日目に
1 mg/m2)とダサチニブ(1 日 2 mg/kg、1 日最大 140 mg)を 4 日間経口投
与し、その後 3 日間休薬した後、静脈内 IRI(50 mg/m2/日)と経口 TMZ(150
mg/m2/日)を 5 日間投与し、2 日間休薬した。5 日目にラパマイシンの血
清濃度を測定し、3 ng/mL から 10 ng/mL の範囲で連続コースに調整した。
1 コース(8 週間)を 4 サイクル実施した。
フェーズ 2 では、ラパマイシン-ダサチニブを 2 コース投与し、その後

12