よむ、つかう、まなぶ。
資料8-1 会田委員提出資料 (8 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0624agenda.html |
| 出典情報 | 経済財政諮問会議(第8回 6/24)《内閣府》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
官民連携の投資拡大には政府と日銀の連携が重要
• 日銀の政策金利のマクロ・フェアバリューは0.15%程度となり、現行の1.00%よりかなり低い。日銀は「ビハイ
ンド・ザ・カーブ」(利上げの遅れ)ではなく、逆に「アヘッド・オブ・ザ・カーブ」(拙速な利上げ)となっ
ている。三重野総裁と白川総裁の時と同じように、緩和的金融環境が十分ではないリスクがある。
• 日銀法第四条に基づいて、官民連携の戦略投資拡大のため、政府と日銀が連携することが重要である。
<日銀政策金利のマクロ・フェアバリュー推計誤差>
2.5
三重野総裁
2.0
白川総裁
1.5
アヘッド・オブ・
ザ・カーブ
1.0
植田総裁
0.5
0.0
-0.5
ビハインド・ザ・カーブ
-1.0
-1.5
Mar-88
ネットの資金需要-5%、需給ギャップ2%、米国債10年金利
4.5%で中立金利は1.6%(上限2.2%、下限1.1%)
Mar-93
Mar-98
Mar-03
Mar-08
推計誤差(%)
Mar-13
Mar-18
Mar-23
標準誤差(0.57)
日銀政策金利(%)=-0.18 -0.13 ネットの資金需要(%GDP、1Qラグ)
+ 0.30 需給ギャップ(4QMA、1Qラグ)+0.12 米国債10年金利; R2=0.84
<日銀の国債買い入れの考え方>
• 日銀は、6月の金融政策決定会合で長期国債買入れの減額計画
の中間評価を実施した。2027年4月時点で日銀の国債買入れ
額は月間2.1兆円程度となる予定であった。2027年4月以降の
月間買入れ額は2兆円程度とほぼ据え置き、年間24兆円程度と
する。年間買入れ額の必要な最低限の規模は、マクロとして重
要な成長通貨供給の概念を考慮する必要がある。成長通貨供給
とは、経済成長に伴う通貨需要の増加に対応するため、日銀が
長期国債を買入れ、市場に資金を供給する考え方だ。
• 国債買い入れの本来の目的は、量的金融緩和の手段ではなく、
成長通貨供給である。金融政策の正常化にともない、国債買入
れの目的も正常化するのであれば、名目GDPの拡大に合わせ
て日銀は成長通貨を供給する必要が生じる。政府が強い経済を
実現するための、官民連携の危機管理投資・成長投資を長期に
わたり実施するためには、長期の資金供給が必要であり、日銀
の長期国債買入れによる成長通貨供給もその一環となる。
出所:日銀、内閣府、ブルームバーグ、クレディ・アグリコル証券
8
• 日銀の政策金利のマクロ・フェアバリューは0.15%程度となり、現行の1.00%よりかなり低い。日銀は「ビハイ
ンド・ザ・カーブ」(利上げの遅れ)ではなく、逆に「アヘッド・オブ・ザ・カーブ」(拙速な利上げ)となっ
ている。三重野総裁と白川総裁の時と同じように、緩和的金融環境が十分ではないリスクがある。
• 日銀法第四条に基づいて、官民連携の戦略投資拡大のため、政府と日銀が連携することが重要である。
<日銀政策金利のマクロ・フェアバリュー推計誤差>
2.5
三重野総裁
2.0
白川総裁
1.5
アヘッド・オブ・
ザ・カーブ
1.0
植田総裁
0.5
0.0
-0.5
ビハインド・ザ・カーブ
-1.0
-1.5
Mar-88
ネットの資金需要-5%、需給ギャップ2%、米国債10年金利
4.5%で中立金利は1.6%(上限2.2%、下限1.1%)
Mar-93
Mar-98
Mar-03
Mar-08
推計誤差(%)
Mar-13
Mar-18
Mar-23
標準誤差(0.57)
日銀政策金利(%)=-0.18 -0.13 ネットの資金需要(%GDP、1Qラグ)
+ 0.30 需給ギャップ(4QMA、1Qラグ)+0.12 米国債10年金利; R2=0.84
<日銀の国債買い入れの考え方>
• 日銀は、6月の金融政策決定会合で長期国債買入れの減額計画
の中間評価を実施した。2027年4月時点で日銀の国債買入れ
額は月間2.1兆円程度となる予定であった。2027年4月以降の
月間買入れ額は2兆円程度とほぼ据え置き、年間24兆円程度と
する。年間買入れ額の必要な最低限の規模は、マクロとして重
要な成長通貨供給の概念を考慮する必要がある。成長通貨供給
とは、経済成長に伴う通貨需要の増加に対応するため、日銀が
長期国債を買入れ、市場に資金を供給する考え方だ。
• 国債買い入れの本来の目的は、量的金融緩和の手段ではなく、
成長通貨供給である。金融政策の正常化にともない、国債買入
れの目的も正常化するのであれば、名目GDPの拡大に合わせ
て日銀は成長通貨を供給する必要が生じる。政府が強い経済を
実現するための、官民連携の危機管理投資・成長投資を長期に
わたり実施するためには、長期の資金供給が必要であり、日銀
の長期国債買入れによる成長通貨供給もその一環となる。
出所:日銀、内閣府、ブルームバーグ、クレディ・アグリコル証券
8