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令和7年度 医療等分野における雇用仲介事業に関する調査研究事業報告書 (12 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000049528_00022.html
出典情報 令和7年度 医療等分野における雇用仲介事業に関する調査研究事業(3/31)《厚生労働省》
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求人者

求人者調査の総括
• 医療・介護・保育の求人者で、有料職業紹介事業者が採用経路として利用されている理由には、ハローワークなど
の他の採用経路での人材確保ができないこと(消極的理由)と、人材確保の確実性・スピード等(積極的理由)がある。
• 有料職業紹介事業者の利用背景には、各職種の人員配置基準を満たすための人材採用の必要性の高さが考えられる。
• 有料職業紹介事業者利用時の課題では早期離職の回答が多い。紹介された人材の早期離職は、求人者の有料職業紹
介事業への満足度を下げる要因となっている。
項目

主な事実発見

職種別の利用した採用経路

➢ 医療・介護・保育のいずれの職種も、有料職業紹介事業と募集情報等提供事業が利用されている。医師を除いて、ハ
ローワークと併用する求人者も多い。

有料職業紹介事業者の利用理由
募集情報等提供事業者の利用理由

➢ 医療・介護・保育の求人者が有料職業紹介事業者・募集情報等提供事業者を利用する理由には、消極的理由としてハ
ローワーク・ナースセンター等では人材を確保できないことがある。
➢ 有料職業紹介事業者を利用する積極的理由には、人材確保の確実性・スピード・採用できる人数がある。積極的理由の
背景には、各職種の人員配置基準を満たす必要性があると考えられる。
➢ 募集情報等提供事業者を利用する積極的理由には、採用できる人数と職業紹介よりも安価な料金がある。

職業紹介事業利用時・非利用時の
離職率

➢ 多くの職種において、有料職業紹介事業者経由の採用者は有料職業紹介事業者経由以外よりも離職率が高い。
➢ 各職種の人員配置基準を満たす必要性は有料職業紹介事業者の積極利用につながるが、同時に採用を急ぐことによるミ
スマッチの原因になっていると考えられる。

有料職業紹介事業者への満足度
募集情報等提供事業者への満足度

➢ 比較対象である情報通信や小売と比べると、医療・介護・保育では求人者の満足度が低い傾向にある。
➢ 有料職業紹介事業者への満足度は、同業種でも評価が分かれている。

有料職業紹介事業者利用時の課題

➢ 有料職業紹介事業者を利用した際に困りごとがなかった事業所も3分野全体で約5割ある。他方で、約5割が困りごとを
経験しており、そのうち回答割合が最も高いのは「採用した者の早期退職(就職後6ヶ月以内)」である。
➢ 医療・介護・保育の3分野に共通して、早期離職を困りごととして挙げる割合が大きい。

早期離職発生時の返戻金

➢ 早期離職発生時には、約7~8割の医療・介護・保育の求人者が職業紹介事業者からの返戻金を受け取っている。返戻金
の割合は紹介手数料の25%未満であることが多い。

早期離職発生時のその後の対応

➢ 早期離職発生後、薬局以外ではその不足分を埋められず欠員状態となる医療・介護・保育の求人者が約5~6割。

有料職業紹介事業と募集情報等提供事
業の料金負担感

➢ 各業種共通で有料職業紹介事業の料金負担感を強く感じている。情報通信・小売と比較しても医療・介護・保育の負担
感が強い。

早期離職と職業紹介事業の料金負担
感・満足度の関係

➢ 医療・介護・保育で手数料負担を感じている求人者のうち、薬局以外では、有料職業紹介事業者を通じた採用に関する
困りごととして「採用した者の早期退職(就職後6ヶ月以内)」を挙げた者で有料職業紹介事業への満足度が低い。早
期離職は求人者の不満の大きな要因になっている。

人手不足を解消するために必要なこと

➢ 医療・介護・保育の人手不足を解消するために必要なこととして、処遇改善のほか(1)定着促進や人材確保、(2)
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タスクの分担による業務の効率化、(3)求人に対する公的支援が求められている。