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総-2入院について(その7) (77 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66294.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第630回 11/26)《厚生労働省》
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高度急性期入院医療についての現状と課題
(特定集中治療室用 重症度、医療・看護必要度について)
• 新たに3項目を基準に導入した場合のシミュレーションを、令和7年1月から3月までのデータで行った結果、
基準に該当する治療室の割合は、「特定集中治療室管理料1、2」では現行の99.1%から99.5%に、「特定集
中治療室管理料3~6」「救命救急入院料2、4」では現行の98.0%から98.7%にそれぞれ増加した。
• 入室日のSOFAスコアが一定基準以上である患者割合には治療室ごとにばらつきがあるものの、「特定集中治療
室管理料1、2」では高い傾向があった。
(ハイケアユニット用 重症度、医療・看護必要度について)
• 新たに3項目を基準に導入した場合のシミュレーションを、令和7年1月から3月までのデータで行った結果、
基準に該当する治療室の割合は、「ハイケアユニット入院医療管理料1」では基準①が現行の99.1%から
99.7%に、基準②が98.2%から98.4%にそれぞれ増加した。「特定集中治療室管理料3~6」「救命救急入院
料2、4」では基準①が現行の100.0%から変わらず、基準②が96.3%から100%に増加した。
• 新たに3項目を基準に導入した上で、基準①の要件割合を2割に引き上げた場合に基準に該当する治療室の割
合は、「ハイケアユニット入院医療管理料1」では97.8%となり、「ハイケアユニット入院医療管理料2」で
は100%と変わらなかった。基準①の要件割合を2.5割に引き上げた場合に基準に該当する治療室の割合は、
「ハイケアユニット入院医療管理料1」では93.2%となり、「ハイケアユニット入院医療管理料2」では
77.8%となった。
(脳卒中ケアユニット入院医療管理料について)
• 「脳卒中ケアユニット入院医療管理料」を算定する病院について、当該管理料の算定患者以外を含めた病院全
体の「A205-2」超急性期脳卒中加算又は「K178-4」経皮的脳血栓回収術の算定回数をみると、一部には、こ
れらの治療の算定回数が少数である病院があった。
• 「A205-2」超急性期脳卒中加算及び「K178-4」経皮的脳血栓回収術の病院全体の算定回数合計が多い病院で
あるほど、脳卒中ケアユニット入院医療管理料算定患者の「救急搬送され入院した患者の割合」 「1症例1日
あたり医療資源投入量」「1症例当たり手術・処置出来高点数」がいずれも高い傾向があった。

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