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総-2入院について(その7) (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66294.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第630回 11/26)《厚生労働省》
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手術なし症例の多い病棟における必要度の分布の変化(急1)


急性期一般入院料1の重症度、医療・看護必要度基準①に、A・C項目の追加と、救急搬送受入
件数の係数による加算を行った場合、基準に該当する患者の割合は、救急搬送受入件数が多く手
術のない症例の多い病棟において、大きく上昇する。
急性期一般入院料1の重症度、医療・看護必要度①該当割合の平均値(現行及びシミュレーション結果)

病床数あたりの
救急搬送数の少ない病院
全体平均

病床数あたりの
救急搬送数の多い病院

(n=1110)

手術なし症例が
多い
(n=280)

手術症例が
多い
(n=275)

手術なし症例が
多い
(n=286)

手術症例が
多い
(n=269)

28.3%

25.7%

32.0%

25.9%

29.7%

AC項目を追加

29.4%

26.9%

33.1%

27.0%

30.8%

更に救急件数による
加算分を追加

35.4%

30.9%

36.7%

35.1%

38.9%

現行との差

+7.1%

+4.7%

+9.2%

+9.2%

現行

ほぼ同じ

ほぼ同じ

+5.2%

-必要度Ⅱかつ、救急応需件数の記録が確認できた1110病院を対象。
-救急搬送数の2群は、計算後の中央値である、病棟100床あたり救急搬送受入件数
年1160件を境に分類した。

救急搬送数が多くても手術なし症例の多い病院では、現
行ルールでは、看護必要度が平均より低かったが、シ
ミュレーションでは全体平均と同程度となった。

-手術症例数の2群は、3ヶ月入院患者数あたりの手術症例数の割合の中央値であ
る45.2%を境に分類した。

出典:DPCデータ(2025年1月~3月)、救急応需件数は令和5年度病床機能報告より

※急性期病棟100床あたりの救急搬送受入件数1000件
の場合に5%加算(加算係数0.005)

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