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総-2入院について(その7) (16 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66294.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第630回 11/26)《厚生労働省》 |
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入院料の異なる病棟が併設されている場合の取り扱い
○
入院しなかった場合も含めた救急搬送件数を係数に反映するためには、同一医療機関内に複数種類の病棟が
ある場合に、救急搬送受入件数をそれぞれの病棟に配分する必要がある。
○ 今回のシミュレーションにおいては、救急搬送のうち入院した件数は、入院した病棟への加算に反映させて
いる。また、入院せず外来のみで帰宅した件数については、救急搬送からのそれぞれの病棟への入院受入件
数を用いて按分し、各病棟の加算に反映させている。
<病棟が1種類の場合> :救急搬送件数を、外来分も含め、全て1種類の病棟に計上
急性期一般病棟
1000件
救急搬送が年1000件で、うち
600件が入院、400件が入院せ
ず帰宅した場合の計算例
600+400=1000件
全てを
急性期一般病棟に計上
うち
入院600件
外来400件
<異なる病棟が併設されている場合>:救急搬送件数を、救急搬送による入院患者の割合に応じて各病棟に按分
急性期一般病棟
540件
(入院件数の9割)
1000件
救急搬送が年1000件で、うち
600件が入院(急性期一般病
棟に540件、地域包括ケア病
棟に60件)、400件が入院せ
ず帰宅した場合の計算例
540+360=900件
(全体の9割)を
急性期一般病棟に
計上
うち
地域包括ケア病棟
入院600件
60件
(入院件数の1割)
外来400件
外来分については、
入院受入の比率に応じて
各病棟に按分
急性期一般病棟分
400件×0.9=360件
地域包括ケア病棟分
400件×0.1=40件
60+40=100件
(全体の1割)を
地域包括ケア病棟に
計上
16
※なお、下の図中では考え方を明らかにするために入院と外来に分けた上で計算しているが、1000件を入院と外来に分けずに、そのまま9:1に按分することで、より簡便に算出できる。
○
入院しなかった場合も含めた救急搬送件数を係数に反映するためには、同一医療機関内に複数種類の病棟が
ある場合に、救急搬送受入件数をそれぞれの病棟に配分する必要がある。
○ 今回のシミュレーションにおいては、救急搬送のうち入院した件数は、入院した病棟への加算に反映させて
いる。また、入院せず外来のみで帰宅した件数については、救急搬送からのそれぞれの病棟への入院受入件
数を用いて按分し、各病棟の加算に反映させている。
<病棟が1種類の場合> :救急搬送件数を、外来分も含め、全て1種類の病棟に計上
急性期一般病棟
1000件
救急搬送が年1000件で、うち
600件が入院、400件が入院せ
ず帰宅した場合の計算例
600+400=1000件
全てを
急性期一般病棟に計上
うち
入院600件
外来400件
<異なる病棟が併設されている場合>:救急搬送件数を、救急搬送による入院患者の割合に応じて各病棟に按分
急性期一般病棟
540件
(入院件数の9割)
1000件
救急搬送が年1000件で、うち
600件が入院(急性期一般病
棟に540件、地域包括ケア病
棟に60件)、400件が入院せ
ず帰宅した場合の計算例
540+360=900件
(全体の9割)を
急性期一般病棟に
計上
うち
地域包括ケア病棟
入院600件
60件
(入院件数の1割)
外来400件
外来分については、
入院受入の比率に応じて
各病棟に按分
急性期一般病棟分
400件×0.9=360件
地域包括ケア病棟分
400件×0.1=40件
60+40=100件
(全体の1割)を
地域包括ケア病棟に
計上
16
※なお、下の図中では考え方を明らかにするために入院と外来に分けた上で計算しているが、1000件を入院と外来に分けずに、そのまま9:1に按分することで、より簡便に算出できる。