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総-2入院について(その7) (10 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66294.html |
| 出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第630回 11/26)《厚生労働省》 |
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重症度、医療・看護必要度の見直しの方向性に関する前回の主な意見
○
10月8日の中医協総会では、内科系疾患は、手術症例に比べ重症度、医療・看護必要度の点数が得られに
くいが、こうした症例は救急搬送から入院する割合が高いこと等を踏まえ、救急患者に重みを付けて評価す
る方法等について議論した。
○ その際、①救急搬送による入院後の該当日数を増やす、②救急搬送の受け入れを指数化して患者割合に合算
する、の2つの方法についても議論し、シミュレーションを行うよう意見が出された。
第619回中医協総会(令和7年10月8日)の主な意見
救急患者に重み付けする方法の案
(再掲)
①救急搬送(※)の受け入れによる
入院後の該当日数を増やす
該当日数を大きく延長すると、入
院へのインセンティブや、入院日
数延長へのインセンティブが生ま
れるのではないか。
②救急搬送(※)の受け入れを指数化
して該当患者割合に合算
入院しない場合や、退院までの日
数が短い場合についても評価対象
に含めることができるため、入院
延長へのインセンティブが生まれ
ない。
救急搬送患者の重みを増して評価する方向性について
○
内科系疾患の評価が低いとの従前からの指摘があったところであり、手術な
し症例をより反映する指標や、救急搬送患者の評価の重みを増す方法の検討が
なされ、これらの密度の高い医学的管理の適切な評価を図ることに異論はあり
ませんが、新たな評価を加えることにより、他の評価が適正化や減額化される
ことがあってはならず、あくまでも付加するのみであることを要望いたします。
○
提案のあった内科系症例の評価を充実するための34ページに示された案に関
しては、①、②どちらも内科系症例の評価の改善に資すると思います。新たに
提案されている②に関しても、方向性としては、特に異論はございません。た
だ、これに関してもどの程度の配慮がどのような病院に行われるのか、具体的
なシミュレーションの結果を見て判断していきたいと思います。
救急搬送患者の重みを増す方法について
○
内科学会が提案している方法や、34ページにある②の救急搬送患者数を指数
化する方法についても懸念がないわけではございませんが、相対的に医療機関
がコントロールしにくい印象を受けますので、これらの方法を軸にシミュレー
ションをして、その結果を見ながら議論を進めてはどうかと思います。
10
○
10月8日の中医協総会では、内科系疾患は、手術症例に比べ重症度、医療・看護必要度の点数が得られに
くいが、こうした症例は救急搬送から入院する割合が高いこと等を踏まえ、救急患者に重みを付けて評価す
る方法等について議論した。
○ その際、①救急搬送による入院後の該当日数を増やす、②救急搬送の受け入れを指数化して患者割合に合算
する、の2つの方法についても議論し、シミュレーションを行うよう意見が出された。
第619回中医協総会(令和7年10月8日)の主な意見
救急患者に重み付けする方法の案
(再掲)
①救急搬送(※)の受け入れによる
入院後の該当日数を増やす
該当日数を大きく延長すると、入
院へのインセンティブや、入院日
数延長へのインセンティブが生ま
れるのではないか。
②救急搬送(※)の受け入れを指数化
して該当患者割合に合算
入院しない場合や、退院までの日
数が短い場合についても評価対象
に含めることができるため、入院
延長へのインセンティブが生まれ
ない。
救急搬送患者の重みを増して評価する方向性について
○
内科系疾患の評価が低いとの従前からの指摘があったところであり、手術な
し症例をより反映する指標や、救急搬送患者の評価の重みを増す方法の検討が
なされ、これらの密度の高い医学的管理の適切な評価を図ることに異論はあり
ませんが、新たな評価を加えることにより、他の評価が適正化や減額化される
ことがあってはならず、あくまでも付加するのみであることを要望いたします。
○
提案のあった内科系症例の評価を充実するための34ページに示された案に関
しては、①、②どちらも内科系症例の評価の改善に資すると思います。新たに
提案されている②に関しても、方向性としては、特に異論はございません。た
だ、これに関してもどの程度の配慮がどのような病院に行われるのか、具体的
なシミュレーションの結果を見て判断していきたいと思います。
救急搬送患者の重みを増す方法について
○
内科学会が提案している方法や、34ページにある②の救急搬送患者数を指数
化する方法についても懸念がないわけではございませんが、相対的に医療機関
がコントロールしにくい印象を受けますので、これらの方法を軸にシミュレー
ションをして、その結果を見ながら議論を進めてはどうかと思います。
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