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総-2入院について(その7) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66294.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第630回 11/26)《厚生労働省》
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現行の複雑性指数の評価方法における課題について
○ 現行の複雑性指数は、「1入院当たりの包括範囲出来高点数」が高い診断群分類の患者数が多い場合に高い評
価がなされる仕組みとなっている。
○ そのため、1日当たりの包括範囲出来高点数は全DPCの平均未満であるが、平均在院日数が長いことにより、
複雑性係数により高く評価される診断群分類が存在している。
複雑性指数の計算方法(再掲)
〔当該医療機関の包括範囲出来高点数(1入院当たり)を、包括対象の診断群分類ごとに全病院の平均
包括範囲出来高点数に置き換えた点数〕/〔全病院の平均1入院当たり包括点数〕

複雑性指数の計算例
DPC診断群分類の例

一日当たり
包括範囲
出来高点数

平均
在院日数

一入院当たり
包括範囲出来高点数
(複雑性係数に反映)

(参考)
症例比率

040081xx99x0xx
誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし

2,568

18.6

47,808

1.38%

050030xx03030x
急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性
心筋梗塞 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等
1 なし、1あり 手術・処置等2 3あり 定義
副傷病 なし



全DPC対象病院平均





3,276

13.8

43,452

0.06%

全DPC

2,840

10.5

29,874



⇒「040081xx99x0xx誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし」の症例比率が100%の医療機関における
複雑性指数は、47,808 / 29,874 = 1.60 となる
2022年10月~2023年9月DPCデータ

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