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総-2入院について(その7) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_66294.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第630回 11/26)《厚生労働省》
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手術なし症例の多い病棟における必要度の分布の変化(地域包括医療病棟)


地域包括医療病棟では、急性期一般入院料1同様、救急受入の多く手術なし症例が相対的に多い
病棟では、救急搬送受入件数に応じた加算により、基準該当割合が大きく増加した。

地包医
病院数
25
20

現行

病床数あたりの
救急搬送数の少ない病院

平均 21.3%

基準 15%

全体平均

15

(n=96)

10
5

手術なし症
例が
多い
(n=23)

手術症例が
多い
(n=22)

病床数あたりの
救急搬送数の多い病院
手術なし症例
手術症例が

多い
多い
(n=22)
(n=29)

現行

21.3%

17.7%

23.8%

19.4%

25.1%

AC項目を
追加

21.9%

18.4%

24.3%

20.0%

25.7%

更に救急件
数による加
算分を追加

26.6%

20.6%

26.1%

27.7%

32.0%

現行との差

+5.3%

+2.9%

+2.3%

+8.3%

+6.9%

0

25

AC項目追加+救急加算※
平均

26.6%

20
15
10
5
0

ー必要度Ⅱかつ、救急応需件数の記録が確認できた96病
院を対象。
ー救急搬送数の2群は、計算後の中央値である、病棟100
床あたり救急搬送受入件数年876件を境に分類した。
ー手術症例数の2群は、3ヶ月入院患者数あたり手術症例
数の中央値である21.7%を境に分類した。

救急搬送数が多くても手術なし症例の多い病院
では、現行ルールでは、看護必要度が平均より
低かったが、シミュレーションでは全体平均よ
りも高くなった。
※急性期病棟100床あたりの救急搬送受入件数1000件
の場合に5%加算(加算係数0.005)

出典:DPCデータ(2025年1月~3月)、救急応需件数は令和5年度病床機能報告より

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