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材ー1保険医療材料制度の見直しに関する検討(その3) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_65758.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第133回 11/12)《厚生労働省》
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逆ザヤへの対応
【現状・課題】
○ 業界からは、逆ザヤへの対応の検討や市場実勢価格加重平均値一定幅方式において改定前の償還価格を超えることを可能とするこ
とを求める意見があった。
○ 逆ザヤの機能区分数が増加していること等を踏まえ、不採算品再算定以外の枠組みでの対応を検討する必要があるのではないか。
○ 逆ザヤは実勢価格が保険償還価格を上回る状態であり、実勢価格及び保険償還価格に基づく対応が必要ではないか。
【論点】

○ 同一機能区分内においてシェアが独占的である場合(パターン1及び2)は、供給側の価格決定力が強く、実勢価格に基づいて保
険償還価格を引き上げることは困難ではないか(不採算品再算定による対応を検討)。
○ 同一機能区分内においてシェアが分散している場合(パターン3)は、競争的市場であり、実勢価格は市場均衡価格を示している
可能性が高く、実勢価格に基づいて保険償還価格を引き上げることを検討してはどうか。
○ また、この場合の保険償還価格の引き上げにおいては、市場実勢価格の加重平均値や物価上昇等を参考にして保険償還価格を設定
することを検討してはどうか。
パターン1
1社でシェアの大半を占める

パターン2
パターン1に該当せず、
上位2社でシェアの大半を占める

C社

D社

B社

C社

パターン3
パターン1及び2に該当せず、シェア
が分散
F社

A社

E社
D社

A社

B社

市場が独占的であり、供給側の価格決定力が強く、実勢価格に基づいて保険償還価格を
引き上げることは困難であり、不採算品再算定による対応を検討。

A社

B社
C社

競争的市場であり、実勢価格は市場
均衡価格を示している可能性が高い。

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