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文教・科学技術 (29 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20251111zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/11)《財務省》
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宇宙開発の在り方について(まとめ)

宇宙政策

◆宇宙政策の課題と目指すべき将来像




目指すべき将来像

研究開発

官主導(JAXA含む)、国費中心による研究 民間事業者が自ら資金調達の上、技術革新を
開発。特に基幹ロケットはJAXAが限られた 推し進める。国等は民間事業者が提供する
民間事業者の関与のもと開発を行っており、サービスの調達(アンカーテナンシー)、制度
整備、民間事業者等が困難な分野・領域の研
競争環境が乏しい
究開発に注力

射場

JAXAの保有する射場は国の基幹ロケットの
み打上げ可能となっており、特定の事業者
しか活用できない

ロケットの
コスト

基幹ロケットの打上げは独占的な市場構造 競争を通じたロケットの開発コスト、打上げ
の中で、価格低減インセンティブが薄く、 価格の低減。国際競争力の強化
他国より高コスト構造

衛星打上げ
需要

国内のスタートアップは、衛星を海外のロ 民間ロケットも用いた国内衛星打上げ需要へ
ケットで打上げており、国内需要が海外に の対応に加え、海外衛星の打上げ需要を取り込
流出。他方、国内で打上げるロケットは官 みビジネス化
需に依存しており、海外衛星受託の例も少
ない

政府が整備した施設・設備を開放し、当該施
設・設備を活用した民間主導の開発に寄与

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