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文教・科学技術 (16 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20251111zaiseia.html
出典情報 財政制度等審議会 財政制度分科会(11/11)《財務省》
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高等教育
(国立大学)

国立大学法人運営費交付金(第5期中期目標期間に向けて)

○ 第4期中期目標期間(令和4年度からの6年間)では、大学の創意工夫や改革努力を促すため、運交金の配分のメリハリ付
けがなされているが、各大学に配分される運交金の配分の変化に与える影響は僅少である。運交金のメリハリ強化が必要である
と同時に、運交金から競争的資金への更なるシフトにより、大学の創意工夫を促すべきではないか。
○ これまで、運交金依存度は全体的に低下しているが、大学の性質により、依存度の低下率には大きく差が付いている。 今後の第
5期中期目標期間に向けた議論においては、例えば、指定国立大学など高度な研究を行う大学群には、海外トップ大学の公
費依存度も参考に、野心的な経営改革と依存度低下目標を掲げ、更なる改革を促すべきではないか。一方、外部資金を活用
しにくい、文系大学や地方大学、教育学部を中心とする大学については、実情に応じた目標設定を検討すべき。
◆R7運交金全体に占める各大学の配分前・配分後額の割合 25,000

64.0

20,000

10.0%

運交金依存度の推移(国立大学全体)

億円

56.6

51.7

51.6

48.4

48.2

49.4

47.4

15,000

9.0%

配分後

0

6.0%

50
30
20

5,000

7.0%

60

依存度

40

10,000

8.0%

外部資金等

10
H16

H21

H24

H27

H30

R3

R4

R5

R6

0

運交金

運交金依存度(大学の性質別)

5.0%
4.0%

国立大学全体

3.0%

1.0%
2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

配分前
(注)特殊要因経費を除く予算額に基づき財務省作成。

10.0%

H16年度

R6年度

改善率

64%

47%

26%

指定国立大学

世界最高水準の教育研究活動の展
開が相当程度見込まれる国立大学と
して文科大臣に指定された大学

63%

37%

42%

大規模大学

学生収容人数1万人以上、概ね10
学部以上の大学

63%

41%

34%

理系大学

理工系学生数が文科系学生数の概
ね2倍を上回る大学

59%

46%

21%

文系大学

文科系学生数が理工系学生数の概
ね2倍を上回る大学

61%

49%

19%

教育大学

教育系学部のみで構成される大学

69%

65%

6%

2.0%

0.0%
0.0%

53.1



70

(注1)附属病院は除く(附属病院は公定の診療報酬に基づく収益事業であるという特殊性があるため)。
(注2)指定国立大学のH16の比率については、H16以降の法人統合を加味していない。

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