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材-2医療機器・医療技術 (36 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_62378.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 保険医療材料専門部会(第130回 8/27)《厚生労働省》 |
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5.(1)医療機関と連携したサージカルスモーク対策の推進について
【現状・背景】
サージカルスモークの患者・医療従事者への危険性や医療従事者に対する健康被害が多いことが
報告されており、手術医療の実践ガイドライン(改訂第三版)においてもその対策が必要と
されている
・1gの組織焼灼にて発生したサージカルスモークには、フィルターなしのタバコ 6 本分と同等の毒性、変異原性物質が含まれ、また
形成外科手術で1日あたりに発生するサージカルスモークの有害物質の量は、フィルターなしのタバコ約27~30本分に相当する※1
・手術室看護師は、一般人の約2倍の頻度で呼吸器症状を訴えており※2、また内視鏡下胆嚢摘出術を受けた患者の術後の尿中において
サージカルスモークに起因すると考えられるベンゼン等の揮発性有害物質の排泄濃度が上昇することが知られている※3
・米国の 20 の州で手術室に排煙装置を設置することが義務付けられている ※4
【提案】
サージカルスモークを低減する措置を行った場合の「手術医療機器等加算」による加算、もしく
は、サージカルスモーク対策のための体制の構築と管理維持を要件とした施設基準を満たすこと
による加算。
手術医療機器等加算
<サージカルスモークの発生>
医療安全対策手術機器加算の新設
(或いはサージカルスモーク対策機器加算)
電気メス等のエネルギーデバイ
(特掲診療料「手術」第3節への追加)
スを使用する手術
・開腹手術
医療機器安全管理料4を新設*
・内視鏡手術
管理料の新設
*B011-4医療機器安全管理料に追加 エネルギー機器使用時に発生するサージカルスモークを低減するための体制が整えられている
保険医療機関においてエネルギー機器を使用して治療する場合(一連につき)
※1 HILL, D. S., et al. Surgical smoke–a health hazard in the operating theatre: a study to quantify exposure and a survey of the use of smoke extractor systems in UK plastic
surgery units. Journal of plastic, reconstructive & aesthetic surgery, 2012, 65.7: 911-916.
※2 BALL, Kay; GILDER, Richard E. A mixed method survey on the impact of exposure to surgical smoke on perioperative nurses. Perioperative Care and Operating Room
Management, 2022, 26: 100232.
※3 DOBROGOWSKI, Miłosz, et al. Chemical composition of surgical smoke formed in the abdominal cavity during laparoscopic cholecystectomy–assessment of the risk to the
patient. International journal of occupational medicine and environmental health, 2014, 27.2: 314-325.
※4 The Association of periOperativeRegistered Nurses (AORN) Smoke Evacuation News
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【現状・背景】
サージカルスモークの患者・医療従事者への危険性や医療従事者に対する健康被害が多いことが
報告されており、手術医療の実践ガイドライン(改訂第三版)においてもその対策が必要と
されている
・1gの組織焼灼にて発生したサージカルスモークには、フィルターなしのタバコ 6 本分と同等の毒性、変異原性物質が含まれ、また
形成外科手術で1日あたりに発生するサージカルスモークの有害物質の量は、フィルターなしのタバコ約27~30本分に相当する※1
・手術室看護師は、一般人の約2倍の頻度で呼吸器症状を訴えており※2、また内視鏡下胆嚢摘出術を受けた患者の術後の尿中において
サージカルスモークに起因すると考えられるベンゼン等の揮発性有害物質の排泄濃度が上昇することが知られている※3
・米国の 20 の州で手術室に排煙装置を設置することが義務付けられている ※4
【提案】
サージカルスモークを低減する措置を行った場合の「手術医療機器等加算」による加算、もしく
は、サージカルスモーク対策のための体制の構築と管理維持を要件とした施設基準を満たすこと
による加算。
手術医療機器等加算
<サージカルスモークの発生>
医療安全対策手術機器加算の新設
(或いはサージカルスモーク対策機器加算)
電気メス等のエネルギーデバイ
(特掲診療料「手術」第3節への追加)
スを使用する手術
・開腹手術
医療機器安全管理料4を新設*
・内視鏡手術
管理料の新設
*B011-4医療機器安全管理料に追加 エネルギー機器使用時に発生するサージカルスモークを低減するための体制が整えられている
保険医療機関においてエネルギー機器を使用して治療する場合(一連につき)
※1 HILL, D. S., et al. Surgical smoke–a health hazard in the operating theatre: a study to quantify exposure and a survey of the use of smoke extractor systems in UK plastic
surgery units. Journal of plastic, reconstructive & aesthetic surgery, 2012, 65.7: 911-916.
※2 BALL, Kay; GILDER, Richard E. A mixed method survey on the impact of exposure to surgical smoke on perioperative nurses. Perioperative Care and Operating Room
Management, 2022, 26: 100232.
※3 DOBROGOWSKI, Miłosz, et al. Chemical composition of surgical smoke formed in the abdominal cavity during laparoscopic cholecystectomy–assessment of the risk to the
patient. International journal of occupational medicine and environmental health, 2014, 27.2: 314-325.
※4 The Association of periOperativeRegistered Nurses (AORN) Smoke Evacuation News
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