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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑦医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

通常一般的に行われている手術であり、常勤医が勤務している形成外科認定施設、教育関連施設であれば問題ない。難易度
は外保連試案の技術度C。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

常勤医が勤務している形成外科認定施設、教育関連施設

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

医師数

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

通常一般的に行われている手術であり、常勤医が勤務している形成外科認定施設、教育関連施設であれば問題ない。

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

問題なし

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし

2人、協力看護師数

2人、手術所要時間

2時間



妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)

⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

22,619
腫瘍の大きさが4cmを超えるものがある。現在、保険に収載されている項目は露出部では、腫瘍の大きさが1)2cm未満、2)
2cmから4cm未満、3)4cm以上の3項目である。これらの疾患では、発生部位によっては神経障害などの機能障害がみられ
る。特に頚部や四肢では神経・血管との癒着があり、そのため手術時間の延長、出血量の増加、医師数(術者、助手)の増
加など大きく異なってくる。そのため、1)2cm未満、2)2cmから4cm未満、3) 4cm以上を細分化し、3)4cmから8cm未満、
4)8cm以上の項目を新設したい。
(ここから)外保連試案データ--------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):226,186円(良性皮膚腫瘍摘出術)、208,164円(皮下良性腫瘍摘出術)
外保連試案2022掲載ページ:46-47
外保連試案ID(連番):S93-0006320
技術度:C 医師(術者含む):2 看護師:2 その他:0 所要時間(分):120
------------------------------------------------------------------(ここまで)

区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額



番号
技術名

K005
皮膚皮下腫瘍摘出術4cm以上

具体的な内容

皮膚皮下腫瘍摘出術4cm以上を、3)4cmから8cm未満、4)8cm以上の項目を要望するため細分化されることで全体を通して減
点になると思われる。

プラスマイナス
予想影響額(円)

現在より減点となる可能性が高い。

その根拠
備考

減(-)
細分化のため。

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
特になし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

2)調べたが収載を確認できない

特になし

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

⑭その他

⑯参考文献2

d. 届出はしていない

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

⑯参考文献1

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

特になし

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Giant conjenital nevi.:a 20-years experience and an algorithm for their
Gosain AK et. Al
Plast Reconstr Surg,108:622-36.2001

4)概要

1980年から20年間に治療した巨大母斑61例(頭頚部、体幹、四肢)を調査し、手術方法、再建方法をretrospectiveに検討
した論文である。20cm2を超える巨大母斑は悪性化に注意が必要としている。また再建方法として、25例は皮弁、10例は全
層植皮、13例は分層植皮術が行われた。その他、組織拡張術、数回に分けての切除手術も行われている。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

形成外科診療・ガイドライン
阿部吉郎他
形成外科診療ガイドライン、2015年5月20日、2-17
上皮性良性腫瘍(色素性母斑、粉瘤等)の診断、治療法など

1656

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