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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体
制等)

体外循環使用手術を年間100例以上実施、MICS手術を2年間で20例以上実施

人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門
性や経験年数等)

心臓血管外科専門医2名以上、心臓血管外科修練施設指導医1名以上、体外循環技術認定師1名以上、心臓血管麻酔専門医1名
以上

その他
(遵守すべきガイドライン等その他の
要件)

特になし

⑧安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

海外における300例の単施設でのロボット支援下僧帽弁修復術において、手術合併症の発症頻度は、脳梗塞0.7%、心筋梗塞
1.0%、出血による再手術2.3%であった (文献4参照)。

⑨倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

倫理的問題点はない


妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)

⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠

関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)

予想影響額

274,763点
ロボット支援下弁形成術(K5554-2-1): 109,860点
胸腔鏡下弁置換術(K555-3-1): 115,500点
ロボット支援下弁置換術では、これらに加えてロボット手術に精通した人員が多く必要であり、またロボットアームの種類
も増加する。
-----外保連試案データ------------------------------------------------------外保連試案費用(人件費+償還できない材料等):2,747,625円
外保連試案2022掲載ページ:2024収載予定
外保連試案ID(連番):S94-0206620
技術度:E 医師(術者含む):4 看護師:2 その他:2 所要時間(分):360
----------------------------------------------------------------------------

区分

区分をリストから選択

番号
技術名
具体的な内容

当該なし

プラスマイナス
予想影響額(円)

274,763,000円

その根拠
備考

年間100名が手術を受けたと仮定して算出
ロボット支援下弁置換術が広く浸透し、認定施設が増加した場合には、さらに増額する見込みである。

増(+)

⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
da Vinciロボットシステム、人工弁
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況

2)調べたが収載を確認できない

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

⑯参考文献1

⑯参考文献2

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

d. 届出はしていない

特になし

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Robotic vs. minimally invasive mitral valve repair: A 5‐year comparison of surgical outcomes.
Zheng CR, Mazur P, Arghami A, et al.
J Card Surg. 2022 Oct;37(10):3267-3275.

4)概要

Propensity score matchingさせたロボット69例、小開胸69例の僧帽弁形成術を比較。入院日数が有意にロボットで短かっ
た。

1)名称

Robotic repair of posterior mitral valve prolapse versus conventional approaches: Potential realized .

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ

Mihaljevic T, Jarrett CM, Gillinov AM, et al.
J Thorac Cardiovasc Surg. 2011 Jan;141(1):72-80.

4)概要

正中切開114例、部分胸骨切開270例、小開胸114例、ロボット261例の僧帽弁形成術を比較。ロボットで最も術後心房細動の
発生と胸水貯留が少なく、また有意に他群と比較して入院日数が短かった。

1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

Benefits of robotically-assisted surgery for complex mitral valve repair.
Fujita T, Kakuta T, Kawamoto N, et al.
Interact Cardiovasc Thorac Surg. 2021 Apr 8;32(3):417-425.
ロボット169例、小開胸166例の僧帽弁形成術を比較。ロボットで有意に複雑病変に対する形成が多かった。

1)名称

Robotic mitral valve repairs in 300 patients: A singlecenter
experience

2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要
1)名称
2)著者
3)雑誌名、年、月、号、ページ
4)概要

Chitwood WR, Rodriguez E, Chu MWA, et al.
J Thorac Cardiovasc Surg. 2008 Aug;136(2):436-41.
2000年から2006年までに行ったロボット支援下僧帽弁修復術300例における安全性と中期耐久性が良好であった。

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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