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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (174 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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増(+)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)

52,020,000

その根拠

予想される当該医療技術に係る年間医療費=22,170×10×600=133,020,000(円)
当該技術の保険収載に伴い減少すると予想される医療費=13,500×10×600=81,000,000(円)

備考

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

特になし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

外保連共同提案学会なし

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

1)名称

Video-Assisted Thoracoscopic Surgeryin the treatment of Chest Trauma: Long-Term Benefit

2)著者

Ben-Nun A, Orlovsky M, Best LA

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Ann Thorac Surg 2007; 83: 383-7

4)概要

ビデオ支援胸腔鏡下手術(VATS)は胸部外傷の診断、治療において重要である。開胸群と比較し、VATS群は死亡例なく、有意に術後疼痛は軽度
で、日常生活復帰までの期間は短かった。胸部外傷に対するVATS治療は実行可能で安全であり、開胸術と比較して術後経過良好で長期転帰も優れ
ており、患者満足度も高かった。

1)名称

Early surgery for treatment

2)著者

Homma T, Sugiyama S, Kotoh K, Doki Y, Tsuda M, Misaki T

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Scand J Surg 2009; 98: 160-3

4)概要

特発性血気胸の患者11例中緊急胸腔鏡下手術となった10例では全例止血され、術後再出血はなかった。胸腔鏡手術はアクティブな出血の制御、血
腫除去が容易で、安全な手技である

1)名称

Hemothorax Etiology, Diagnosis, and Managemant

2)著者

Brodarick SR

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Thorac Surg Clin 2013: 23; 89-96

4)概要

外傷性血胸の初期管理は、生命を脅かす損傷の特定と治療、出血の制御、および蘇生に焦点を当てる必要がある。経過観察のみで放置された血胸
(血腫)は、膿胸および胸部の線維化の発症要因となるため、除去する必要がある。血胸発症早期の胸腔鏡下手術は、血胸の管理において有用な
治療法である。

1)名称

Timing to perform VATS for traumatic-retained hemothorax (A systematic review and meta-analysis)

2)著者

Ziapour Z, Mostafidi E, Sadeghi-Bazargani H, Kabir A, Okereke I

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Eur J Trauma Emerg Surg 2020; 46: 337-46

4)概要

外傷性血胸に対する胸腔鏡下手術例(n=476)を入院ドレナージ開始から手術までの時間で3群(1~3日目、4~6日目、7日目~)に分けて比較し
たところ、手術死亡率に差はなかったが、手術成功率、入院期間は有意に1~3日目に手術した群が良好であった。外傷性血胸に対する胸腔鏡下手
術は入院後3日以内を考慮すべきである。

1)名称

Optimal time to thoracoscopy for trauma patients with retained hemothorax

2)著者

Zambetti BZ, Lewis RH, Chintalapani SR, Desai N, Valaulikar GS, Magnotti L

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Surgery 2022; 172: 1265-9

4)概要

胸部外傷後血胸(血腫)に対する胸腔鏡下手術は遅くなればなるほど術後合併症が増加し、在院期間も長くなる。入院後1週間以内(最適な期間と
しては3.9日以内)の胸腔鏡下手術が術後呼吸器合併症の軽減に寄与する。

of spontaneous hemopneumothorax

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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