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提案書09(1601頁~1801頁)医療技術評価・再評価提案書 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概略図

「胸腔鏡下心房中隔欠損閉鎖術」
【技術の概要】
胸腔鏡下心臓手術の技術を応用し心
房中隔欠損閉鎖術を行う。

【既存の治療法との比較】
1.胸骨正中切開手術との比較
胸骨を切開しないため皮膚切開長が短く、
術後疼痛や出血の軽減が期待される。

【対象疾患】
・心房中隔欠損症
対象患者は年間約500名*と見込まれる。
*最新の心臓外科手術集計では、2018年に本邦で実施さ
れた心房中隔欠損閉鎖術は1,402例であり、現在のMICS
施設(210施設)を考慮した。

*海外の報告では、人工呼吸時間、ICU滞
在時間、術後ドレーン排液量の軽減、入
院期間の短縮が得られた。血液製剤使用
量、死亡率・院内主要合併症は同等で
あった。

【診療報酬上の取扱】
・K手術
・116,062点
心房中隔欠損閉鎖術(K574(1)): 39,130点
経皮的心房中隔欠損閉鎖術(K574-2): 31,850点
胸腔鏡下心房中隔欠損閉鎖術では、これらに加
えて多くの人員、デバイスが必要である。

3Dカメラ画像を見な
がら手術を実施

右肋間小開胸からすべ
ての手術操作を実施
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