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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (83 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

223202

がん患者指導管理料イの算定回数制限撤廃

日本緩和医療学会

【技術の概要】
がん患者指導管理料イ
医師が看護師と共同し、診療方針を十分話し合い意思決定支援を行い、文書で提供する
【対象疾患】
がんと診断された患者、入院中以外の末期悪性腫瘍患者(2022年度追加)
【既存の治療法との比較】
2022年度改訂で新たに末期悪性腫瘍患者が対象に追加され、アドバンスケアプランニン
グの視点が必要となった
厚生労働省の人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスにおけるガイドラインに、
本人との話し合いが繰り返し行われることが重要であるとされている
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
アドバンスケアプランニングにより終末期ケアと患者・家族の満足度を向上させ遺された
親族のストレス、不安、うつを軽減することが実証されている。緩和ケア医と看護師による
少なくとも6回の診察により、QOLと抑うつの改善が見られた。
Detering BMJ 2010, Hoerger, J Clin Oncol. 2018
提案
イ 患者1人につき1回に限り算定する → 患者1人につき6回に限り算定する
有効性 患者のQOL、不安、抑うつ、望ましい意思決定
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