よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (24 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

⑭参考文献1

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

1)名称

Safety and efficacy of the endoscopic delivery of capsule endoscopes in adult and pediatric patients: Multicenter Japanese study
(AdvanCE-J study).

2)著者

Ohmiya N, Oka S, Nakayama Y, Iwama I, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Dig Endosc. 2022 Mar;34(3):543-552.

4)概要

小腸カプセル内視鏡8,627例中挿入補助具使用は小児科で26.5%、消化器内科で2.0%であった。小児科ではその97.1%は嚥下困難のためで、成人
例では41.1%は嚥下困難、59.5%は食道・胃でのカプセル内視鏡停滞が使用理由であった。また、大腸カプセル内視鏡594例中補助具使用は1.2%
で、その57.1%は嚥下困難、42.9%は食道内停滞が使用理由だった。全小腸カプセル内視鏡観察は87.2%、全大腸カプセル内視鏡観察は42.9%で
達成された。挿入補助具の合併症は腹痛(0.2%)、カプセル内視鏡のリリース不可(1.6%)で、重篤なものはなかった。

1)名称

Efficacy and safety of a capsule endoscope delivery device in children.

2)著者

Itaru Iwamaa, Hirotaka Shimizub, Ryusuke Nambua, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Eur J Gastroenterol Hepatol 2019;31:1502-1507.

4)概要

18歳未満の小児に対する小腸用カプセル内視鏡の国内多施設研究。2013~2017年に小腸用カプセル内視鏡183例行い、18歳未満の154例がAdvanCE
で挿入された。90%は十二指腸内に留置でき、10%は胃内に留置した。留置は40秒~1560秒(26分)。89%は全小腸観察成功。63%は新たな診断
や治療方針の変更維持の確認ができた。重篤な有害事象はなかった。2例はAdvanCEが咽頭越えず。3例はAdvanCEからリリースできず、再挿入して
リリースに成功。胃内留置になった20例は3例が胃内に停滞した。軽微な有害事象は静脈麻酔薬、技術的なものであった。

1)名称

Small-bowel perforation caused by AdvanCE capsule endoscopy delivery device

2)著者

Marion Simon, Sandrine Barge, Florence Jeune, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Endoscopy 2016; 48(S 01): E342

4)概要

アドバンス®による唯一の腸管穿孔1例の報告。小腸癌でWhipple手術後12年経過した58歳女性に対しアドバンス®による内視鏡的カプセル内視鏡留
置により吻合部の穿孔が生じ、緊急手術を施行。穿孔部にカプセル内視鏡あり。

1)名称

The feasibility of wireless capsule endoscopy in detecting small intestinal pathology in children under the age of 8 years: a
multicentre European study

2)著者

A Fritscher-Ravens, P Scherbakov, P Bufler, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Gut 2009;58:1467-72.

4)概要

欧州多施設での小腸カプセル内視鏡を行った8歳未満の小児83例(1.5-7.9歳)の報告。20例(24%)は内服可能で、内服できなかった8例は回収
ネット、39例はアドバンス®、16例は自作のデバイスを用いた。2例で咽頭粘膜損傷、3例で食道上部狭窄部の粘膜損傷、1例で幽門粘膜損傷あり、
回収ネット使った半数の4例で軽度な粘膜損傷が生じた。

1)名称

Endoscopic placement of the small-bowel video capsule by using a capsule endoscope delivery device.

2)著者

Jeremy P. Holden, MD, Parul Dureja, MD, Patrick R. Pfau, MD, et al

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Gastrointest Endosc 2007;65:842-7.

4)概要

ウィスコンシン大学病院でのアドバンス®を使用した16例の症例報告。全例十二指腸に留置して、全小腸観察成功。

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

226