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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (47 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

219102

冠動脈血流予備能測定検査(Quantitative Flow Ratio : QFR)

日本冠疾患学会

【技術の概要】

【既存の治療法との比較】

・冠動脈造影像データから三次元再構成した冠動脈モ
デルの数値解析を行うことで定量的血流量比
(Quantitative Flow Ratio: QFR)を算出し、心筋虚血診
断のための冠動脈血流予備能測定検査を行う。

・本法は冠動脈造影データを解析することにより得ら
れる指標である。現在行われている圧ワイヤを用いた
冠動脈血流予備能測定検査(FFR)に比べて、侵襲度が
小さく計測に必要な時間も短い。

心臓カテーテル検査
圧ワイヤ
薬剤負荷による最大充血
計測時間

従来のFFR

QFR

必要
必要
必要
長い(7分)

必要なし
必要なし
必要なし
短い(5分)

・診療報酬上の点数がみとめられている、本法に類似し
た技術であるキャスワークスFFRangioと同等である。

【対象疾患】

【有効性及び診療報酬上の取扱い】

・冠動脈疾患が疑われて冠動脈造影検査を受ける患者
が対象となる。

・D-206の注加算
・7,200点
(類似同等技術であるキャスワークスFFRangioに対
する加算と同等であるのが妥当と考えるため。)
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