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参考資料2_看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 (52 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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表2

Ⅳ群

特定の健康課題に対応する実践能力︵続き︶

51

コアコンピテンシー

卒業時の到達目標(成果)

教育内容の大項目(カテゴリー例)

看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時の到達目標および教育内容(例)
(7/10)
教育内容(例)

□緩和ケア
□身体機能低下への看護援助方法
□エンドオブライフの症状緩和
□症状コントロール
□安楽を促す技術

□死別後の家族の悲嘆過程への援助

18. 地域で生活しながら療 (1)地域で生活しながら療養する人とその ①地域で生活しながら療養する人と家族の理 □在宅で療養する人と家族が生活する環境
□在宅で療養する人と家族への看護展開
養する人と家族を支援する 家族の健康状態や特性について理解し、在宅 解と看護
□各発達段階における多様な健康課題に対応する看護(精神・認知症・慢性疾患・
能力
療養の環境を踏まえてアセスメントできる。
難病・障害・がん・疼痛緩和・エンドオブライフ・在宅での看取り)
□在宅で療養する人と家族のセルフケア能力の維持・向上のための看護
(2)療養する人と家族の健康課題を考慮し、
□自立支援
その意思を尊重しながら、基本的な看護援助
□生活の再構築を支える看護
方法を指導のもとで実施できる。
□在宅医療の理解と看護
□在宅での医療的ケアと看護
(3)療養場所を移行するための看護の役割と
機能について説明できる。
□ケアマネジメントの機能
□在宅看護の特徴を踏まえた技術
□在宅で療養する人と家族の権利保障
□在宅看護における安全の確保
□訪問看護ステーションの運営
□介護保険法など高齢者や障害児・者の健康と生活を保障するための制度

⑤死別後の家族の悲嘆過程への援助

④エンドオブライフにある人と家族を支える □エンドオブライフにおけるチーム医療
チーム体制の理解と役割遂行

(3)看取りをする家族の援助について理解
③エンドオブライフにある人と家族の心理的 □死の受容過程
できる。
支援技術
□悲嘆と受容
□看取る家族への援助

②エンドオブライフにある人の症状緩和療法
(2)エンドオブライフの症状緩和のための とケア
療法・ケアを理解し、苦痛、苦悩や不安の緩
和方法について理解できる。

17. エンドオブライフにあ (1)エンドオブライフにある人を全人的に ①エンドオブライフにある人の身体、心理、 □エンドオブライフにある人の心身の苦痛
る人と家族を援助する能力
理解し、その人らしさを支える看護援助方法 社会的、霊的な状況を理解して包括的に対象
について理解できる。
をアセスメントする技術

③慢性・不可逆的健康課題を有する患者と家 □ノーマライゼーション、ソーシャルサポート、社会資源
族の生活を支える社会資源の活用
□家族支援
□患者会、家族会、ピアサポート
□慢性・不可逆的健康問題を有する患者と家族への精神的援助

16. 慢性・ 不可逆的健康課 (3)慢性・不可逆的健康課題を有する患者 ②慢性・不可逆的健康課題を有する患者・家 □慢性・不可逆的疾患が生活に及ぼす影響
題を有する人を援助する能力 と家族が地域で生活できるよう、社会資源の 族の理解と療養生活支援
□慢性・不可逆的疾患がライフサイクルに及ぼす影響
(続き)
活用方法について説明できる。
□自己管理への看護援助方法
□ストレングスの視点からのアセスメント
□セルフケア行動の獲得・維持
□セルフマネジメント
□ストレスへの前向きな対処
□患者教育・家族教育
□障害とともに生きること
□生活機能の維持・機能障害の改善に向けた基本的援助

Ⅴ群 多様なケア環境とチーム体制に
関する実践能力