よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料2_看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 (51 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

表2

Ⅳ群

特定の健康課題に対応する実践能力︵続き︶

50

卒業時の到達目標(成果)

教育内容(例)

⑥健康課題に関する政策と保健活動

□健康課題に対する地域の組織的な取り組み
□個人・家族・集団への健康教育・相談
□ドメスティックバイオレンスや虐待の予防
□保健医療福祉計画と看護活動

⑤地域精神保健活動(個人・家族・地域のメ □精神保健の第一次予防・第二次予防・第三次予防
ンタルヘルス)
□精神の健康に関する啓発活動
□精神障害の早期発見、早期診断・治療、社会復帰
□自助組織
□地域連携

教育内容の大項目(カテゴリー例)

□周手術期にある患者と家族への看護援助方法
□化学療法、放射線療法を受けている患者への看護援助方法
□クリティカル状況にある患者と家族への看護援助方法

16. 慢性・ 不可逆的健康課 (1)慢性・不可逆的健康課題を有する患者 ①慢性・不可逆的健康課題を有する患者・家 □慢性・不可逆的疾患の病態と症状
題を有する人を援助する能力 と家族の状態をアセスメントし、疾病・障害 族の理解と疾病管理
□疾病の診断と検査法
に対応する看護援助方法について指導のもと
□診療に伴う援助技術
実施できる。
□合併症の予防と早期発見
□急性増悪や増悪進行の予防
(2)慢性・不可逆的健康課題を有する患者
□治療法(薬物療法、放射線療法、精神療法、リハビリテーション)の種類と効果
と家族を理解し、療養生活の看護援助方法に
□症状マネジメント、疾病管理
ついて指導のもと実施できる。
□コンプライアンスから治療へのアドヒアランス
□加齢に伴う変化や老化が生活に及ぼす影響

□早期回復を促す看護援助方法
□患者の生活状況に応じた生活の再構築援助
□患者の回復状況に応じたリハビリテーションの基本的援助
□回復に向けての意欲がもてる援助方法
□回復遷延時に必要な患者への看護援助

□心身の回復状況のアセスメント、回復遷延時の患者の心身のアセスメント
□健康回復段階にある患者の家族の心理的、社会的側面のアセスメント
□ボディイメージの変容についてのアセスメント

③心理的危機状態にある患者・家族への援助 □危機理論
□精神的危機状態にある患者と家族への看護援助方法

(4)回復過程にある患者・家族の心身の状況
をアセスメントし、他(多)職種連携のもとで ④回復段階にある患者・家族の心身のアセス
の早期からのリハビリテーションを通して、 メント
回復を促進するための基本的な看護援助方法
が実施できる。
⑤回復状況に応じた看護援助方法

(3)心理的危機状態にある患者・家族のア
セスメントと看護援助方法について説明でき
る。

15. 急激な健康破綻と回復 (1)急激な健康破綻をきたす疾患・外傷によ ①急激な健康破綻をきたす代表的疾患・外傷 □疾患・外傷の診断、検査
□異常の早期発見と、異常についてのアセスメント
過程にある人を援助する能力 る病態をアセスメントし、基本的な看護援助 による病態、診断、治療とアセスメント
方法が実施できる。
□治療法(手術療法、薬物療法、放射線療法、精神療法)の種類と効果
□救命救急時の処置
(2)急激な健康破綻により重篤な状態に陥っ
□手術・麻酔による生体反応、合併症の発症と予防
た患者の病態を理解し、基本的な看護援助方 ②急性期の治療を受ける患者・家族への援助 □治療を受けている患者への看護援助方法
法が説明できる。
□急激な健康破綻をきたした患者の苦痛・不安

14. 健康の保持増進と疾病
を予防する能力(続き)

コアコンピテンシー

看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時の到達目標および教育内容(例)
(6/10)