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参考資料2_看護学士課程教育におけるコアコンピテンシーと卒業時到達目標 (43 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/125/mext_00004.html
出典情報 看護学教育モデル・コア・カリキュラムの改訂に関する連絡調整委員会(第1回 7/19)《文部科学省》
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おわりに
 本報告書は、日本看護系大学協議会の看護学教育評価検討委員会が中心となり平成  年度・平成
 年度の  年間にわたってまとめた内容である。本報告書の作成にあたっては看護学教育評価検討委
員会関連委員会や文部科学省からの委託調査報告書及び「大学における看護系人材養成の在り方に関
する検討会」等の報告書を踏まえて(案)を作成し、作成した。日本学術会議看護学分科会からは「大
学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 看護学分野 平成  年  月  日 」が発
表され、また文部科学省からは「看護学モデル・コア・カリキュラム」 平成  年  月  日 が公表
された。本報告書も同時期に検討され、関係者との討議、情報交換も行いながら作成したものである。
大学教育における分野別質保証についても検討が始まっており、日本看護系大学協議会の役割とし
て、看護学教育の質を社会に対して保証することは重要な責務である。グローバル化が進み社会の変
動が著しい時代にあり、変化に対応できる看護職の育成にむけて、看護基礎教育に必要なコアコンピ
テンシーを明らかにし、コアコンピテンシーに基づく看護学士課程教育の構造を示した。尚、本報告
書に示されたコアコンピテンシーと卒業時の到達目標および教育内容については、社会の変化に応じ
て一定期間ごとに見直しが必要である。
カリキュラムは各大学の建学の精神や理念に基づき、学問の自由と自律という観点から、各大学の
裁量によって作成されるものである。各大学が大学の特徴を活かして、さらなる看護学教育課程の発
展、充実に向けて本報告書をご活用いただければ幸いである。
























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