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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (44 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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(8)がん対策の効果的な推進と評価に関する研究
第4期がん対策推進基本計画等における関連した記載①
がん対策推進総合研究事業(厚生労働科学研究費補助金)と革新的がん医療実用化研究事業(AMED)の関係



がん対策推進総合研究事業では、基礎的・基盤的研究成果を確実に医療現場に届けるため、 主に応用領域後半から臨床領域にかけて
予防・早期発見、診断・治療等、がん医療の実用化をめざした研究を「健康・医療戦略」及び「がん研究10か年戦略」に基づいて強
力に推進し、健康長寿社会を実現するとともに、経済成長への寄与と世界への貢献を達成することを目指している。



AMED が実施する革新的がん医療実用化研究事業は、革新的ながん治療薬の開発や小児がん、希少がん等の未承認薬・適応外薬を含
む治療薬の実用化に向けた研究等を目的としている。一方、厚生労働科学研究費で実施するがん政策研究事業は、こうした研究開発の
成果を国民に還元するための、がんに関する相談支援、情報提供の方策に関する研究や、がん検診、がん医療提供体制の政策的な課題
の抽出とその対応方針を決定するための研究等を実施し、研究成果を施策に反映することを目的としている。
令和6年度 厚生労働科学研究事業実施方針より

成長戦略フォローアップ(令和3年6月18日閣議決定)

12.重要分野における取組
(2)医薬品産業の成長戦略
ⅲ)疾病の早期発見に向けた取組の強化
• がんの早期発見・早期治療の仕組みを確立し、5年生存率の劇的な改善を達成するため、難治性がん等について、リキッドバイオプ
シー等、血液や唾液等による簡便で低侵襲な検査方法や治療法の開発を推進する。
• がんの早期発見の観点から、乳がん、食道がん、大腸がんなど罹患数の多いがんについて、簡便で高精度かつ短時間で検査可能なが
ん検出技術を早急に確立するため、実証実験を実施し、その結果を踏まえ、がん検出技術の実用化を推進する。また、AIを活用した
画像解析などを通じ、診断精度の改善・向上を推進する。

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