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資料1_具体的研究事項と横断的事項について (36 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33521.html
出典情報 今後のがん研究のあり方に関する有識者会議(第11回 6/9)《厚生労働省》
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(7)充実したサバイバーシップを実現する社会の構築を目指した研究
構成員・参考人からの事前提出意見一覧⑥

現状と課題

今後の研究の方向性

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がん患者の自殺は、がん対策における重要な課題であり、医
療従事者等により自殺リスクの高い患者へ適切な支援が行わ
れる体制の整備が必要である。(第4期がん対策推進基本計
画)

がん患者の診断後の 自殺対策について、医療従事者等が正し
い知識を身につけること、また、がん診断後の自殺対策を推
進するため、がん患者の自殺リスクやその背景等について実
態把握を行い、必要な対応について研究を進める必要がある。
また自死後の医療者のケアなど医療者の心理支援の方策も必
要。

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小児・AYAがん経験者の半分以上は何らかの合併症を抱え、
社会参加が難しい場合があるといわれているが、治療後の生
活の質についてがエビデンスが乏しく、そのため支援策が具
体化しにくい。

小児・AYAがん経験者の治療後の長期にわたるコホート研究
や、レセプトデータ、がん登録等既存のデータとの突合によ
り、生活の質の状況を把握し、必要な障がい者認定や支援制
度の拡充へのエビデンス創出をうながす研究が必要である。
成人のがん経験者についても、生活の質の継続的な調査研究
を行うべきである。

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