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(1)参考資料 (46 ページ)

公開元URL https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20230529/zaiseia20230529.html
出典情報 財政制度等審議会 歴史的転機における財政(5/29)《財務省》
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資料Ⅱ-3-7

想定される大規模災害への備え

○ 南海トラフ巨大地震や首都直下地震は、100兆円を超える規模の被害が想定される。国民の安全・安心を守るため、甚大な被
害をもたらす自然災害への備えとして財政余力を確保することも国の責務。
◇南海トラフ巨大地震・首都直下地震の被害想定
南海トラフ巨大地震
基本ケース
陸側ケース
資産等の被害【被災地】
民間部門
準公共部門
公共部門
経済活動への影響【全国】
生産・サービス低下に起因
交通寸断に起因

首都直下地震

85兆円
0.5兆円
15兆円

146兆円
0.7兆円
25兆円

42兆円
0.2兆円
5兆円

25兆円
18兆円

36兆円
26兆円

48兆円
12兆円

※ 民間部門 :建物、資産(家庭用品、
その他償却資産、棚卸資産(在庫))
※ 準公共部門:電気、ガス、通信、鉄道
※ 公共部門 :上下水道、港湾、道路、
その他公共土木施設、農地、漁港、災
害廃棄物処理

※ 内閣府防災・南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ『南海トラフ巨大地震の被害想定について(第二次報告)』(平成25年3月。令和元年6月再計算)、
内閣府防災・首都直下地震対策検討ワーキンググループ『首都直下地震の被害想定と対策について(最終報告)~ 経済的な被害の様相 ~』(平成25 年12 月)をもとに作成。
※ 基本ケースとは、中央防災会議(平成15年)における強震断層モデルを参考に設定されたもの。陸側ケースとは、基本ケースの強振動生成域を可能性のある範囲で最も陸側に設定されたもの。
※ 南海トラフ巨大地震の想定については令和5年度中に見直し予定。首都直下地震の想定の見直し時期は未定。

(参考)東日本大震災
< 被害額の推計 >
建築物等
ライフライン施設
社会基盤施設
農林水産関係
その他
総計

< 復興財源フレーム(平成23年度~令和7年度)>
10兆円
1兆円
2兆円
2兆円
1兆円
17兆円

復興特別税等
歳出削減・税外収入等
合計

12.7兆円程度
20.2兆円程度
32.9兆円程度

※ 被害額の推計は、平成23年6月24日に内閣府防災が発表した推計値(緊急災害対策本部とりまとめ報
(令和5年3月)にも掲載)をもとに作成。
※ 復興特別税等には、復興特別法人税の1年前倒しでの廃止に伴う補填分0.8兆円程度を含む。