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【資料1】薬剤耐性ワンヘルス動向調査報告書年次報告書2021(たたき台) (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_23261.html
出典情報 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議 薬剤耐性ワンヘルス動向調査検討会(第9回  1/17)《厚生労働省》
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② グラム陽性菌
データ元: JANIS
グラム陽性菌での状況としては、黄色ブドウ球菌において MRSA の割合が 50%程度であり、近年減
少にあるものの、諸外国と比較すると未だに高い水準にある。また、その割合は、200 床未満の医療機
関の方が、200 床以上の医療機関よりも高い(表 10)。腸球菌属では、多くの国で VCM 耐性の増加
が問題となっているが、日本では、表 11、12 に示す通り Enterococcus faecalis では、0.05%未満、

Enterococcus faecium でも1.4%と海外に比較して比較的低い水準にある。しかし E. faecium では
2020 年も VCM 耐性率が多く、一部の地域で VCM 耐性 E. faecium による広域な病院内アウトブレイ
クが認められた。今後の地域での耐性率の変化を慎重に観察する必要がある。肺炎球菌におけるペニ
シリンへの耐性率については、髄液検体(表 13)は、検査された検体の総数が 100 検体程度と少ない
ため、年により耐性率の数値にばらつきがあるが、概ね 40%前後で推移している。髄液以外の検体(表
14)では1%未満、中間耐性率を足しても5%未満と、低い水準で推移している。
ⅰ. Staphylococcus aureus
表 7 全 Staphylococcus aureus *耐性率の推移(%)
BP
PCG

0.25

MPIPC

4

CFX

8

CEZ

32

GM

16

EM

8

CLDM
MINO

4
16

VCM

16

TEIC

32

LVFX
LZD
DAP

4
8
2

2018

2019

2020

75.4

75.1

74.3

(287,805)

(295,031)

(281,583)

47.8

47.7

47.5

(266,047)

(265,763)

(243,162)

46.1

46.0

46.1

(57,604)

(64,239)

(61,811)

20.7

19.7

19.3

(360,772)

(366,803)

(339,052)

30.4

28.9

27.5

(345,964)

(350,425)

(325,197)

51.7

51.2

50.5

(325,918)

(329,090)

(302,105)

22.0

20.4

18.9

(340,953)

(350,136)

(325,568)

12.2

10.5

9.7

(377,507)

(385,264)

(360,076)

0.0

0.0

0.0

(374,982)

(382,254)

(356,747)

<0.05

<0.05

<0.05

(336,502)

(340,855)

(314,742)

50.4

51.7

52.3

(358,941)

(368,676)

(344,943)

<0.05

<0.05

<0.05

(286,366)

(294,735)

(276,069)

0.3

0.3

0.3

(72,401)

(98,366)

(108,416)

BP の単位は μg/ml。 括弧内は薬剤感受性試験を実施した菌株数。
*2018 年から集計を開始した。-: 調査を実施していない区分。

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