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07資料2-4_おたふくかぜワクチンについて (41 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73851.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第34回 6/19)《厚生労働省》 |
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これまでのご議論のまとめ
まとめ
【おたふくかぜワクチンについてのこれまでのご議論のまとめ】
○ おたふくかぜの予防としてのワクチンはやはり重要であるとされた一方で、第3回基本方針部会(平成25年7月)において、「仮に広
く接種をするに当たっては、より高い安全性が期待できるワクチンの承認が前提であり、新たなMMRワクチンの開発が望まれる。」と
されており、既存のおたふくかぜワクチンを直ちに定期接種に位置付けることは望ましくないとされた。
○ 今般、新たなMMRワクチンが令和8年5月に薬事承認された。
○ また、第23回ワクチン小委(令和6年1月)において、既存のおたふくかぜワクチンに係る研究報告に加え、MMRワクチンの開発動
向等について更に情報収集した上で、改めて第3回基本方針部会(平成25年7月)において決定された方針に沿って検討を進めること
の適否を判断することとされた。
【科学的知見について】
○ おたふくかぜは直近の数年は過去と比較すると報告数は少ないものの、4-5年毎に全国規模の流行が起こっていた。
○ おたふくかぜの主な症状は発熱や耳下腺腫脹であるが、合併症として無菌性髄膜炎(1~10%)、ムンプス脳炎(0.02~0.5%)、ムンプ
ス難聴(0.01~0.5%)等があり、思春期以降に初めて罹患すると、精巣炎や卵巣炎の合併頻度が高くなる。
○ 新たなMMRワクチンに係る科学的知見として、
・ 有効性については、12か月齢以上24か月齢未満の児を対象とした国内の臨床試験において、既存のおたふくかぜワクチンと比較し
て免疫原性の非劣性を検証できなかったものの、海外ですでに使用されているRIT 4385株含有MMRワクチンにおいては、一定の有効
性が認められている。なお、諸外国でJeryl-Lynn株やRIT-4385株含有のおたふくかぜワクチン(遺伝子型A)を導入している国におい
て、遺伝子型Gのムンプスウイルスによるアウトブレイクが発生していることに留意する必要がある。
・ 安全性については、国内の数百例規模の臨床試験において接種後の無菌性髄膜炎の発生はなかった。海外で使用されているRIT
4385株含有MMRワクチンにおいては、無菌性髄膜炎の発生頻度は極めて低いと報告されている。
○ 既存のおたふくかぜワクチンに係る科学的知見として、
・ 有効性については、国内の後ろ向き観察研究において、星野株・鳥居株のいずれも、80%~90%程度の有効率が検証されている。
・ 安全性については、おたふくかぜワクチン接種後の44,708例を前向きにフォローした調査研究によると、無菌性髄膜炎の発生は6
例(10万接種あたり13.4例)であり、疑い症例2例を除くと、10万接種当たり8.9例であった。
○ 同時接種については、一般的に、生ワクチンを生ワクチンもしくは不活化ワクチンとの同時接種によって有効性が減弱するといった知
見や、安全性に影響したといった知見はないとされているほか、国際的にも同時接種は一般的な診療行為とされてきている。
○ 既存のおたふくかぜワクチン及び新規のMMRワクチンの費用対効果については、既存のおたふくかぜワクチンは現状と比較したICER
が213万円/QALYであり、新たなMMRワクチンは現行と比較したICERが578万円/QALYであった。
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まとめ
【おたふくかぜワクチンについてのこれまでのご議論のまとめ】
○ おたふくかぜの予防としてのワクチンはやはり重要であるとされた一方で、第3回基本方針部会(平成25年7月)において、「仮に広
く接種をするに当たっては、より高い安全性が期待できるワクチンの承認が前提であり、新たなMMRワクチンの開発が望まれる。」と
されており、既存のおたふくかぜワクチンを直ちに定期接種に位置付けることは望ましくないとされた。
○ 今般、新たなMMRワクチンが令和8年5月に薬事承認された。
○ また、第23回ワクチン小委(令和6年1月)において、既存のおたふくかぜワクチンに係る研究報告に加え、MMRワクチンの開発動
向等について更に情報収集した上で、改めて第3回基本方針部会(平成25年7月)において決定された方針に沿って検討を進めること
の適否を判断することとされた。
【科学的知見について】
○ おたふくかぜは直近の数年は過去と比較すると報告数は少ないものの、4-5年毎に全国規模の流行が起こっていた。
○ おたふくかぜの主な症状は発熱や耳下腺腫脹であるが、合併症として無菌性髄膜炎(1~10%)、ムンプス脳炎(0.02~0.5%)、ムンプ
ス難聴(0.01~0.5%)等があり、思春期以降に初めて罹患すると、精巣炎や卵巣炎の合併頻度が高くなる。
○ 新たなMMRワクチンに係る科学的知見として、
・ 有効性については、12か月齢以上24か月齢未満の児を対象とした国内の臨床試験において、既存のおたふくかぜワクチンと比較し
て免疫原性の非劣性を検証できなかったものの、海外ですでに使用されているRIT 4385株含有MMRワクチンにおいては、一定の有効
性が認められている。なお、諸外国でJeryl-Lynn株やRIT-4385株含有のおたふくかぜワクチン(遺伝子型A)を導入している国におい
て、遺伝子型Gのムンプスウイルスによるアウトブレイクが発生していることに留意する必要がある。
・ 安全性については、国内の数百例規模の臨床試験において接種後の無菌性髄膜炎の発生はなかった。海外で使用されているRIT
4385株含有MMRワクチンにおいては、無菌性髄膜炎の発生頻度は極めて低いと報告されている。
○ 既存のおたふくかぜワクチンに係る科学的知見として、
・ 有効性については、国内の後ろ向き観察研究において、星野株・鳥居株のいずれも、80%~90%程度の有効率が検証されている。
・ 安全性については、おたふくかぜワクチン接種後の44,708例を前向きにフォローした調査研究によると、無菌性髄膜炎の発生は6
例(10万接種あたり13.4例)であり、疑い症例2例を除くと、10万接種当たり8.9例であった。
○ 同時接種については、一般的に、生ワクチンを生ワクチンもしくは不活化ワクチンとの同時接種によって有効性が減弱するといった知
見や、安全性に影響したといった知見はないとされているほか、国際的にも同時接種は一般的な診療行為とされてきている。
○ 既存のおたふくかぜワクチン及び新規のMMRワクチンの費用対効果については、既存のおたふくかぜワクチンは現状と比較したICER
が213万円/QALYであり、新たなMMRワクチンは現行と比較したICERが578万円/QALYであった。
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