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07資料2-4_おたふくかぜワクチンについて (33 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_73851.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会 ワクチン評価に関する小委員会(第34回 6/19)《厚生労働省》 |
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既存のおたふくかぜワクチン(鳥居株)の安全性
○
おたふくかぜワクチン(鳥居株)接種後の有害事象についての後ろ向き観察研究によると、おたふくかぜワクチン接種後の無菌性髄
膜炎は、1992年から1997年にピークが見られ、2000年以降減少し、2010年以降10万回接種あたり4例未満となった。
S.Ohfuji et al1 (Vaccine, 2022)
研究方法:おたふくかぜワクチン(鳥居株)接種後の有害事象についての後ろ
向き観察研究を実施。ワクチン製造企業が医療機関から収集したおたふくかぜ
ワクチン(鳥居株)接種後の有害事象のデータを使用した。1992年4月から
2018年12月にかけての有害事象の詳細情報などの患者情報を対象とし収集した。
年間の有害事象罹患率は、おたふくかぜワクチン(鳥居株)の出荷数をもとに
計算し、また、有害事象の傾向に関連する可能性のある背景要因を、ウイルス
の流行状況、ワクチンの製造過程の変化、ワクチン接種の年齢の変化をもとに
評価した。
研究結果:1992年から2018年にかけて8,262,121回接種分のワクチンが出荷され、
688例の有害事象が報告された。全体の有害事象の発生率は10万回接種当たり
8.33であり、うち無菌性髄膜炎は4.19であった。有害事象の94%、無菌性髄膜
炎の98%は回復または改善していた。後遺症は10例(脳炎5例、髄膜炎1例、
難聴1例、急性潜在性脊髄炎1例、全身性発疹1例、認知機能障害1例)で
あった。死亡1例は脳炎で、おたふくかぜワクチンと肺炎球菌ワクチンを同日
に受けていた。後遺症または死亡の発生率は10万回接種あたり0.13であった。
ワクチン接種後の無菌性髄膜炎の発生率は、1992年から1997年にピークが見
られ、2000年以降減少し、2010年以降10万回接種あたり4例未満となった。3
年毎のワクチン接種後の無菌性髄膜炎の発生率の変化から、2000年頃に減少に
影響するイベントがあったことが示唆された。背景となるイベントに関して、
ワクチンのシードウイルスの継代や、国立感染症研究所や日本小児科学会など
の団体が1歳児への接種を推奨したことによる接種年齢の低下などが挙げられ
ている。
1)おたふくかぜワクチンファクトシート
第2版
文献145
Vaccine 2022; 40(7): 988–93.
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○
おたふくかぜワクチン(鳥居株)接種後の有害事象についての後ろ向き観察研究によると、おたふくかぜワクチン接種後の無菌性髄
膜炎は、1992年から1997年にピークが見られ、2000年以降減少し、2010年以降10万回接種あたり4例未満となった。
S.Ohfuji et al1 (Vaccine, 2022)
研究方法:おたふくかぜワクチン(鳥居株)接種後の有害事象についての後ろ
向き観察研究を実施。ワクチン製造企業が医療機関から収集したおたふくかぜ
ワクチン(鳥居株)接種後の有害事象のデータを使用した。1992年4月から
2018年12月にかけての有害事象の詳細情報などの患者情報を対象とし収集した。
年間の有害事象罹患率は、おたふくかぜワクチン(鳥居株)の出荷数をもとに
計算し、また、有害事象の傾向に関連する可能性のある背景要因を、ウイルス
の流行状況、ワクチンの製造過程の変化、ワクチン接種の年齢の変化をもとに
評価した。
研究結果:1992年から2018年にかけて8,262,121回接種分のワクチンが出荷され、
688例の有害事象が報告された。全体の有害事象の発生率は10万回接種当たり
8.33であり、うち無菌性髄膜炎は4.19であった。有害事象の94%、無菌性髄膜
炎の98%は回復または改善していた。後遺症は10例(脳炎5例、髄膜炎1例、
難聴1例、急性潜在性脊髄炎1例、全身性発疹1例、認知機能障害1例)で
あった。死亡1例は脳炎で、おたふくかぜワクチンと肺炎球菌ワクチンを同日
に受けていた。後遺症または死亡の発生率は10万回接種あたり0.13であった。
ワクチン接種後の無菌性髄膜炎の発生率は、1992年から1997年にピークが見
られ、2000年以降減少し、2010年以降10万回接種あたり4例未満となった。3
年毎のワクチン接種後の無菌性髄膜炎の発生率の変化から、2000年頃に減少に
影響するイベントがあったことが示唆された。背景となるイベントに関して、
ワクチンのシードウイルスの継代や、国立感染症研究所や日本小児科学会など
の団体が1歳児への接種を推奨したことによる接種年齢の低下などが挙げられ
ている。
1)おたふくかぜワクチンファクトシート
第2版
文献145
Vaccine 2022; 40(7): 988–93.
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