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○個別事項(その9)について-3 (63 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
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術後の疼痛管理に係る課題と論点
○ 術後の疼痛管理については、麻酔科医を中心に手術室看護師、薬剤師、臨床工学技士等で術後疼痛
管理チームを編成し、鎮痛効果、副作用、合併症の有無、離床の程度を評価し、疼痛治療、副作用治療、
合併症のフォローアップを行っている。
○ 術後の疼痛管理チームの介入は術翌日だけでなくiv-PCA(静脈内自己調節鎮痛法)やPCEA(硬膜外自
己調節鎮痛法)などの鎮痛法が実施されている患者や継続的に観察が必要な患者に対して実施されてい
る。
○ 術後疼痛管理チームの介入により、疼痛スコアの減弱、合併症の減少、在院日数の短縮等が期待され
る一方で、対象患者は増加している。
○ 増加する対象患者に対して疼痛管理チームを編成することで、良好な鎮痛が可能となり、麻酔科医や外
科医、看護師の業務は他の医療関係職種へのタスク・シフト/シェアが可能となっている。

【論点】
○ 質の高い術後の疼痛管理において、術後疼痛管理チームによる管理によって、合併症の減少等が示さ
れていることを踏まえ、術後疼痛管理チームによる疼痛管理の評価の在り方について、どのように考え
るか。

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