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○個別事項(その9)について-3 (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
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術後疼痛管理の適切な推進について
○ APSの活動条件として 1) 24時間対応できる術後痛の管理、2)鎮痛薬・鎮痛方法(自己調節鎮痛法:PCAなど)の
標準化(プロトコール)、3)管理内容の記録、4)多職種で構成されたチームの編成等があげられている。
○ APSを構成するメンバーとして、医師、看護師、薬剤師、臨床工学技士等から編成され、周術期管理の一環として
質の高い術後疼痛管理等ができるよう育成し、知識や理解のレベルアップが図られる仕組み(周術期管理チーム認
定制度)が進められている。

術後疼痛管理に係るモデルケース

<看護師>
・術後疼痛・意識状態のアセスメント
・鎮痛剤の効果、副作用の確認
・PCAポンプの管理
・褥瘡・神経障害の予防・評価
・早期離床の促進

<医師>
・術後疼痛管理にかかる治療計画の立案
・疼痛コントロールを含む総合評価
・合併症への対応
・チーム全体の監督と教育

医師

看護師

薬剤師

<薬剤師>
・薬剤の効果・副作用の評価
・評価を踏まえた対処薬の提案
・薬剤の適正使用に係る患者指導

臨床工学技士
<臨床工学技士>
・PCA(自己調節鎮痛)ポンプの保守整備
・PCAポンプのエラー対応
・PCAポンプの使用に係る病棟への周知、指導

術後疼痛管理チームによる質の高い術後疼痛管理
(離床の改善、術後合併症の減少、入院日数短縮)

Acute Pain Management 5th edition
周術期管理チーム認定制度HP(https://pubilic .perioperative-management.jp)を参考に保険局医療課において作成

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