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○個別事項(その9)について-3 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
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二次骨折予防のための取り組みについて
○ 脆弱性骨折患者に対する骨粗鬆症治療の開始率と継続率向上のために、以下のリエゾンサービスが提言されている。
○ チームメンバーは、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、管理栄養士、理学療法士、作業療法士、医療ソーシャルワー
カー、介護福祉士等から構成される。
○ 「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版」を中心に、骨折予防に対してエビデンスをもつ薬物治療と転倒
予防を基本的介入として行うこととされている。

ステージ1:
FLS によって治療されるべき脆弱性骨折の患者であることを特定しFLS チームメンバーに周知させる
ステージ2:
骨折後できる限り早期に評価し、少なくとも骨折後90日以内に、「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン 2015年版」 に基づいて評価
ステージ3:
二次骨折リスクの評価終了後すぐに「骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015 年版 」を中心に、骨折予防に対してエビデンスをもつ薬物治療と転倒予
防を基本的介入として行う。
ステージ4:
退院後3 ~ 4ヵ月、1 年後の追跡フォロー。長期治療計画には、薬物治療、転倒発生の有無、二次骨折状況、日常活動、生存状況を含める。
ステージ5:
医療から介護まで、脆弱性骨折に関わるすべての職種および患者・家族に対して骨粗鬆症に対する知識の共有とFLS の意義について啓発する。

出典:骨折リエゾンサービス(FLS)クリニカルスタンダード

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