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○個別事項(その9)について-3 (59 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00127.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第504回  12/10)《厚生労働省》
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術後疼痛管理の取組みについて
○ 術後疼痛管理サービス(Acute Pain Service:APS)は、入院患者の全ての急性痛に対応する包括的なサービスと定義さ
れており、急性痛には、術後痛だけでなく膵炎の痛みや炎症性腸炎の痛みなども含むが、通常術後痛に特化した運用が
なされている。
○ 日本でも、麻酔科医が中心となり、多職種術後疼痛管理チームが編成されるようになった。
【APSと術後痛】

【APSと術後合併症】

APSの概念

Bardiaan FM, et al. J Clin Anesth , 1999

→ APSの介入により術後痛は低下する
APSは臨床、教育、研究を担う

【APSと在院日数】

Stradey BR, et al. Anesth Analg, 1997

→ APSが関わることにより術後鎮痛
に関連する合併症が減少する

(出典:Miller‘s Anesthesia 8th Editionを参考に保険局医療
課で作成)

APSの介入により、術後痛、合
併症が減少し、在院日数が短縮
した。

Miaskowski C, et al. Pain , 1999
Vetter TR, et al. Anesth Analg, 2017
周術期の切れ目ない疼痛管理におけるAPS

→ APSは痛みを軽減し、満足度を上げ、
在院日数を短縮する

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